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ルールを作る楽しみ〜トポロジーを体感するゲームのテストプレイとVS嵐SP

ルールを作る経験とルールを作る場面を見ると言う経験をした先週。

◆トポロジーゲームで視覚を変える
ゲームデザイナーの方のミヤザキさんに誘われて作ったばかりのゲーム「トポロカルタ」のテストプレイに参加させてもらった。
テストプレイとは製品化する前のゲームをやってみることである。
そもそもPCゲームも携帯ゲームもボードゲームも全くやらない私がテストプレイに向いているのか、というのは声をかけてくれたからいいということにしよう。

文字が!文字が!
ただの形に見える。ちなみに「の」と「る」は線でなければトポロジー的には一緒だ。
「合」「同」も一緒。
「た」「に」も一緒。
で、神経衰弱の要領でトポロジー的に同じものを探していくゲーム。

1回目。「トポロジー的同一」が自分の中に浸透していなくて、なかなか取れない。やってるうちにどんどん文字がとろけて見えてくる。だってすべて丸と線に集約されていくのだ。漢字も英字も全てが丸と線にモーフィングして見えてくる。

月と弟は一緒。

何回かやっているうちに慣れてきて感覚でとれるようになってきた。これは神経衰弱方式より山くずしの方がいいですね、お手つきの罰則はどうしましょうなどとルールをどんどん試行錯誤していく。なるほど!ゲームルールを作ってる!

この日の会場は高円寺のボードゲームカフェだったのだが、常連さんにもテストプレイをしてもらった。、、、ルールの飲み込みが異常に早い!形の件を把握するのはもちろん、残り枚数の予測などを息をするようにして、あっという間にものすごいスピードの勝負になっていた。なるほど、ゲームルールを把握するとはこういうことか。そもそもの思考回路が違うんだ!

◆ありがとう、と言わせる、ゲーム

人にありがとうと言わせるにはどうする?褒めればでるか?何かやってあげればでるか?
先日のフジテレビ嵐にしやがれの3時間スペシャルで嵐がゲストの楽屋に突然行って、何回ありがとうといってもらえるか、というゲームがあった。

大野さん 若手女優さん相手にひたすら出演作を褒める
相葉さん ひふみん相手に、おめでとうございますをどんどん繰り出す
松本さん 関ジャニ横山くん相手に高圧的にありがとうといわせようと褒める
櫻井さん 俳優さん相手にお茶出してあげたりなどしてあげてありがとうといわせる(無理だった笑)

ここまできて、上記普通の方法ではあまり回数が稼げないことがわかる。ここで、ゲーマー二宮さんの登場である。

芸人さんの楽屋に入るなり、心理テストをするから、いまから言う言葉に合う感情を言ってください。と。
怒り、コラー
悲しい、しくしく
感謝、ありがとう
など、よく考えればおかしくもあるのだかひたるすらこれを言わせることで圧倒的勝利を二宮さんがかっさらっていく。
ずるくない?といわれるが、とくにほんとに感謝されろという指示ではないからこれでよいのだ。まさにゲーマー(二宮さんは座りすぎて捻挫するほどのゲーマーとして有名)だなあ、と。ルールを作り、ルールの中で最大限どう生きるか考える。

◆ルールを作る、利用する

ボードゲームカフェではたくさんボードゲームも紹介してもらった。仮定の話がとても苦手なわたしは人狼や長いプレイ時間のゲームが嫌いなのだが、シンプルながら頭を使うゲームをたくさん紹介してもらって、楽しくてあっという間に帰る時間だった。

ゲームって、人生の中でほとんどやったことなかったけど。ルールを読み解いたり、作り出すこと、たぶんそれは実生活の作り上げ方と似てるんだろうなあ。
と、楽しい夜だった。

物の見方を変えるゲーム、ドポロカルタ(仮)完成楽しみにしてます!

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