タイミングはこれでいいのか?

今回、世間が急に元号に興味を持ち、小学館から、
「藤井さん、元号の本を書きませんか?」
と提案された時、ぼくはわりと簡単に引き受けた。もう一年以上前のことだ。
なぜかというと、実は数年前、ぼくはすでに一回「元号」の本を書いていたからだ。その時は「元号をキャラ化する」というアイデアだったから、漫画の形になっている。なので、ぼくの名前はあまり目立たない。しかしその時、世間より早く、元号に関しては一通り勉強していたのだ。

改元日は5月1日と決まっていたけど、当初はだいぶ前に新元号を発表するのではないか? と言われていた。だから、「藤井さん、早く書いてください」とせっつかれ、実は去年の6月にはほぼ原稿を書き上げていた。
そのあとで書いたのが、現在発売されている『「日本の伝統」という幻想』。これが11月末に出た。そして年が明け、今年2月に元号本『元号って何だ?』が出ることになった。原稿を寝かせたまま、出版社はずっと発売のタイミングを待っていたのだ。

書いた時期と発売の時期が逆になる。加えて、現在「伝統」の方は人気でAmazonで一時的に売り切れ。そんな時にもう一冊出すというのは、タイミングとしてどうなんだろう? 売れるのか? …と不安になる。しかし元号本を出すにはこの時期しかない。
というわけで、ぼくにしては珍しい短い間隔で本が出ます。

この帯のコピーはたぶん正しく、ぼくが知る限り一番気軽に読める元号本だと思います。新書で安いので、ご興味あればぜひ!

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藤井青銅

作家です。放送作家、脚本家、作詞家とも呼ばれますが、自分では全部同じことだと思ってます。ヘッダー画像は『ラジオな日々』(小学館)表紙カバー(画・木内達朗さん)より。
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