生産管理①

グループ会社の精密加工会社で生産管理体制の構築に着手します。
今までは幹部の頭の中だけに、納期や作業手順が入っている状況でした。その体制でも大きな問題は出てきていないですが、増産の要請があった際にしっかりと対応できるようにするため、今後の事業をより拡大していくために、生産管理の体制作りを進めていくことになりました。

ただ、この生産管理の体制を構築していくのはなかなか難しいです。その理由は大きく3つあります。

一つ目は、ノウハウや経験を言語化するのが難しいということ。特に人に伝える前提ではなく培ったノウハウは、体や勘で覚えていて、言葉にしたことがあまりない。これを言葉にして、共通言語にするのがハードルが高いですが、少しずつでも言葉にして、社内の資産としてノウハウを共有していきます。

二つ目は、変化に対する社内の抵抗が少なからずあること。現状の運営に大きな問題を抱えていない中で、変化を加えることに対して、抵抗があるようです。なので、ここは丁寧に説明し、また体制構築後の姿を明確に示す必要がありそうです。

三つ目は、いざ共有しようとすると、その共有資料に完璧さを求めてしまって、なかなかフォーマットを完成できないということ。DXを勘違いしている人も多く、デジタルツールを使えば何でも簡単にできると思ってる人がどれほど多いことか。色々と要望事項ばかり増え、とても複雑なフォーマットになってしまいます。本来の目的を見失うことなく、途中で振り返りながら進めていきます。

まずは各工程の納期管理が簡単にできるガントチャートの作成から着手しようと思っています。週末に作業を開始して、来週の火曜日にグループ会社と共有していく予定です。

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