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20220305 「ピカピカの歯に寄せて」

息子の夜寝る時間を早めたことで当たり前に朝起きる時間が早くなり、休日も7時くらいから叩き起こされる。「おたーたん!おきた」と言って、俺起きてます!と言うことをめちゃくちゃアピールしてくる。リビングに出勤前のオットがいるので、父さんのいるリビングへ先に行くよう促すも、私と一緒じゃなければ嫌だという。寝室を一歩出たらリビングだっちゅーのに。

オットもちゃちゃっと朝ごはんの用意くらいして、朝ご飯を出汁に息子をリビングに促すくらいの気の利いたことでもしてくれれば良いものの、ソファに座ってシャカシャカシャカシャカいつまで磨いてんねんという長尺で歯磨きし続けている。寝室から「もう仕事いく?」と聞くと「うん!」と言うので、歯全部抜けろと思った。

歯だけピカピカになった男が「いってきまーす!」と言うのでいよいよ起きねばとノソノソ起き上がり、歯だけピカピカになった男をいってらっしゃいと見送り、息子も歯だけピカピカになった父さんに「バイバーイ」とあっさり手を振り、歯だけピカピカになった男は出かけて行った。ピカピカの歯は残念ながらマスクの下、ピカピカの歯に寄せて、コロナの終息を切に願います。

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