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20201003 - 砂の丘(Dune)

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。俺はせーじっくだ。

塞ぎがちな日々ですが、飯を食って寝るとそれだけでエナジーが溜まるものですね。エナジー、使ってますか?

私も2020年の初め頃まではそれを「生活」「仕事」「音楽」の3領域に配分して、なんとか余さず生きてまいりました。
それが4月頃には流行り病のおかげで最後のひとつが回らなくなり、エナジーを溜める一方の「クソ悶々つまんね~タイム」をしばしば甘受する日々になってしまっていました。(生活と仕事はパワフル過ぎない方が良い)

クソ悶々つまんね~タイムはもう嫌だ!!自己実現させろ!!

そんな思いで、昨年11月から本年3月までやっていた「日記じみた内容のワンコーラス楽曲をハイペースで作りまくる活動」を私たちゾクセトシャバはもう一度やっていくのです。

「Soundcloudで曲公開 + 1週間後にYoutubeでMV公開」を月1曲程度のペースで行う予定です。
曲の公開に際しては、こちらのnoteで簡単な内容紹介を書いていこうと思います。

第二期ということで、以前に増してエナジーに満ちた楽曲たちを是非聴いていってください。

まず最初に公開するのはこちらです。最初にふさわしいヒドい内容なのでよろしくお願いします。

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何もない砂場飛び交う雷鳴
誰かが歌っている 遠くへ行け
夢ならばどれほど良かったでしょうと
繋いだ足あとを振り返ったり

サンゴーズダウンしていく位のスピードで
スリバチの中へまた サヨナラバイバイバイ

ボーイズドントクライ
水もう無い 砂と陽光がSuck you
掠れていく こんな具合で

ボーイズドントクライム
帰って寝たい 膝の痛みがSuck you

(雪の降る季節は大層良いそうです)

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【楽曲解説:せーじっく(詞と歌)】

2020年8月に行った「鳥取砂丘」の思い出を、同月にサブスク解禁されて聴きまくっていた「米津玄師」風の曲に載せた作品です。

レンタカーで大阪から鳥取までを往復する日帰り旅でした。レンタカーで行く旅行って、出発までの何日かでプレイリスト作ってる時間も楽しいから良いですよね。

帰路に観光バスの1台もいない真っ暗な中国道を走りながら、重い疲労と乏しい明かりとで車の輪郭が曖昧になっていって、猥雑なホーンも厳かなハンドクラップも実に広がりをもって身体に沁み込んでいったのを印象深く覚えています。

砂丘自体はただ暑くてしんどくて最悪だったので、「暑くてしんどくて最悪だ」という歌になっています。
歌詞だけ見ればパロディやオマージュとも言い難い、いわば"コラージュ"とも言うべき有様で、自分の脳みそはほとんど使わずに完成させることができました。

「Lemon」的な響きに「砂の惑星」の乾いた空気を乗せて、それでも何ら破綻しなかったことに米津玄師的メロディの一貫性というか、重心のようなものが垣間見えた気がします。


【解説:mass Hasegawa(曲と演奏とほか全部)】

https://www.pluginboutique.com/product/3-Studio-Tools/93-Music-Theory-Tools/6439-Scaler-2
ダイアトニックコードしか使えなかった僕がこのソフトのおかげでLemonのパチモンみたいな曲も作れました。ありがとうPlugin Boutique。


【おわり】

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