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【ART】GOGH Exhibit NY

ゴッホの体験型展示に行ってきました。
Netflixの人気ドラマ『Emily in Paris』にも登場する人気のプロジェクションマッピング型美術展がNYにも上陸していて、タイムズスクエアではそこらじゅうで告知しています。

しかしこの展示!
まさかのEastとWestの2か所で全く似たような展示を別の運営会社が同時開催しているという謎事態。
EastのPier36の方が新しくて大きいらしいです。私はクラスメートの台湾人の子がチケットを撮ってくれたのですが、
『着いたよ〜』と送ったら
『え、どこ?』
『え、入口。Pier36の』
『なにそれ?』しばらくして....
『二か所あるんかい!!!』
となり、チケット取っていたのはWestの方(ハイラインの近く)だったので急いで反対側へ向かうことに。

似たような状態の人続出してて、大変そうでした。なんなん、この二か所同時開催。

というわけでLyftが捕まらず泣く泣くタクシーに乗って向かったWest側のGogh展エントランスです。(サムネの写真はEast側)

待っててくれた台湾人と韓国人の友達に半土下座をし、『私が場所をちゃんと送らなかったのが悪かったの!』
『いや、私が確認しなかったのが悪かったんだよ〜』のアジア人らしいやり取りを数回して中へGO!




展示の最初は、ゴッホの生涯を振り返るのと、作品が展示されています。

しかしこの展示、本物のゴッホの作品はひとつもありません!!
全て、プリントなのです。
個人的に衝撃。日本では本物ではない作品を展示するってなかなかないと思うので。。

ゴッホ作品、実物も観たことあるので、あの迫力とかが感じられないのは結構残念で、生涯についても一応知ってはいたので、前半のプリント展示はさらーっと観て終了という感じでした。

作品を2Dで再現していたりするので、子どもたちがアートに興味を持つきっかけには良いかもしれないです。

プリント展示の部屋を抜けると、メインであるプロジェクションマッピングの部屋が。

みんな床に転がったり、置いてあるチェアに座って観たり、自由に楽しんでいました。

プロジェクションマッピングは、音楽とともにゴッホの生涯と作品を紹介していくムービー形式になっていて、英語が解ればより楽しいし、わからなくても楽しめると思います。

ただ、プロジェクションマッピングのCGのセンスが微妙で、日本のライゾマとかチームラボみたいなクリエーティブチームだったらもっとかっこいいの作れそう。と密かに思ってました。笑

ゴッホは日本の浮世絵から大きな影響を受けているので浮世絵の紹介コーナーも。

ゴッホといえば『ひまわり』ですが、ひまわりバラバラになって動いたりするので、天国のゴッホもびっくりだろうなという感じ。

私が一番好きな作品『星月夜』の演出は素敵でした。
↓これは一緒に行った台湾人の友達2人。

映像は、一回だいたい6分くらいあってループしてます。
マッピングの部屋を出ると、ゴッホの作品を使って塗り絵ができるスペースがあります。

自分が塗り絵した絵はスキャンすると、マッピングに登場します。

+$5払うか、VIPチケットだとゴッホの作品の中に入り込めるVR体験ができます。

パリのこの展示では、ゴッホだけでなくサルヴァトーレ・ダリや日本の浮世絵特集、クリムトやミュシャなど色々な画家で開催しているみたいです。マグリットのが観たい...!

もともとアートは好きなのですが、
ただ展示をするだけでなく、こういう体験型の西洋美術は新しい楽しみ方で、とても良かったです。
家族連れ多くて、子どもたちがアートに興味を持つ良いきっかけにもなりそう。

日本にも巡回してくれたら、すごく人気出そうですね。

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