こんにちは！
カウンセラーのSayoです。

（※以下で紹介する方法は私の個人的な意見であり、心理療法やカウンセリングの中で薦めている方法ではありません。ご了承ください）

１）自分の”心の声”は聞き取りにくい

最近私は、様々なところで、
以下のようなことを良く耳にするようになりました。

「思考で決めようとするとすごく迷うし、間違いやすい。
それよりも心とか体の声を聴く方が、間違いがない」

ここでの”間違う”の意味は、”自分の心に沿わない決断をする”という意味。

心の声を聴く決断をしたからって、その道は絶対失敗しないとか、挫折がないということではありません。
人生の選択に、正解・不正解なんて無いですからね。

でも、
「じゃあ具体的にどうしたら、自分の心の声が聴こえるの？」
と、思いませんか？

私はカウンセラーなので、カウンセリングの中では、クライエントの無意識の中にある本音を探ろうと心がけながら、お話を傾聴します。

でも、自分の無意識にある本音（心の声）が聴こえてくるかというと、それはまた別問題。
自分の本音は、ちょっと感じ取りにくい。
「こっちの方が、後々考えると良いのかな・・」
「でもこっちもこっちで、良いところもあるよね・・」
と、いつの間にか、思考の渦の中。

しかしある時、その”心（と同時に体）の声の聞き方”を私にアドバイスしてくれた方がいました。

２）”心の声”を聴く方法

これは当時、私はあまり真に受けていなかったのですが、
今になると、とても役立つ方法を教えてもらったと感じています。

実は、最近になり私が手放そうと思っている仕事があるのですが、
そちらは条件も良く、立地も良く、体力的にも楽という好条件のお仕事。
何なら世間体も良く、心理士としての経験や実績にもなる。
思考で考えると「続ける」ことが妥当な判断。

でも、毎回そこに行くたびに、心がモヤモヤ。
うまく説明できないけど、ここは私のいる場所じゃないような‥という気分になる。

そこで出てくるのが、この呼吸で確かめる方法。
その職場を思い浮かべながら、
「すぅ～」‥‥
呼吸、、しにくい、、（笑）
なんだか、胸が詰まるような感覚。
息が詰まる、とも表現できるかも。

これは何度も試しましたが、何度やっても同じでした。
違う日に違うタイミングで行っても、いつも息が詰まる感覚がします。

比較するために、他の選択肢でも、やってみる。
私が情熱をもってやっているけど、
世間的な評価はいまいちなお仕事について思い浮かべながら、
「すぅ～」と呼吸。
今度は、ものすごく吸える！
肺が２倍になったのかと思えるくらい。

やっぱり私が進みたい方はこっちなんだな～と、なんだか腑に落ちました。

３）あらゆる場面で、利用してみる

この方法、科学的根拠はなさそう？ですが、
身体反応と感情が密接にかかわっていることを考えると、
全くのデタラメとも言い切れないのではと、個人的には思っています。

”呼吸”という身体の活動を通して、
その選択に関する自分の”感情”を、確かめる方法なのかもしれません。

この方法はどんな場面にも、どんな小さな決断にも利用できます。
例えば、「このNoteの記事、投稿する？しない？」とか
「この人と付き合いを継続する？やめる？」とか
「今日はハンバーグ定食？焼き魚定食？」とか。
どっちも食べたい時は、あんまり変わらないのですが(笑)

大事な決断だけど、自分の本音が分からない時には、
それを思い浮かべながら「すぅ～」と呼吸してみてください。
身体は、嘘をつけません。
分かりすぎるほど、分かりやすい反応が出ますよ。
とってもお手軽で簡単なので、
”心の本音を聴く方法”のひとつとして、考えてみてくださいね。

また思いついたらNoteを書きます。
今日も素敵な一日をお過ごしください(^^)/