酷暑と憂鬱と、氷!
暑すぎてなんにもしたくないですよね正直。何するにも暑くないですか?家のトイレとか熱がこもりにこもって暑すぎて長居できないです。
毎年、去年の夏どうやって乗りきったっけ?って思うわけです。去年の私ってパワフルだったんだなあって。
夏バテなのか食欲不振も続いていて、私の質量は日に日に減っています。元がデブなのでその方がいいんですけど。今は標準体重を少し下回る程度です。もういっそ減りすぎて無くなるくらいでもいい気がします。一旦ね、一旦。
暑いのもあるのか、なんなのか分かりませんけどダメな日が多いんですよ最近。すぐ鬱っぽくなってTwitterに馬鹿みたいにネガネガを書き出しては、なんで私こんなイヤな人間になっちゃったんだろー!とかって憂鬱の連鎖が始まって、寝る前とかになると泣き出したり。夏に傷つけられてる。
でも最近、ポケモンスリープという画期的で健康志向なゲームアプリがリリースされて、夜寝る前の憂鬱とかはそれでちょっとだけ薄れたりする。
私がどんだけしんどくても、この子らちゃんと寝かしてやらないとすぐへばった顔するし…とか文句垂れてる風なこと言いながら、普通に楽しんでいる。
ただでさえ憂鬱なのに、それに加えて夏の鬱陶しい熱帯夜。それでもポケモンいるからまぁいっか、みたいな。そこまでじゃないか。でもそんな感じです。いつか飽きちゃうでしょうけど。
でも昼間はダメ。平日は労働しなきゃいけないし、暑いし、暑いし、暑い。
今日なんかは叔母に頼まれて、公共交通機関が1人じゃ利用出来ないという中学二年生の従姉妹を都心のカラオケまで送って、帰りも一緒に帰るという任務が課されて、その間の3時間をどう過ごすか悩んでました。
3時間ですよ、3時間。2時間ものの映画見たって1時間余る。でも丁度その時間に見れる映画も無く、炎天下の中、知り合いが営むかき氷屋さんが1駅先にあることを思い出して向かってみました。
暑かった。駅から10分も歩かないくらいの距離でしたけど、本当に暑かった。
店内は死ぬほど涼しくて、知り合いもいました。でも2年くらい会ってなかったのもあって声掛けづらくて、何も言わずに席に座ってすいかのかき氷を注文しました。美味しすぎて、すいかが美味しいというのは間違いなく夏の長所だなと再認識しました。
食べ終わる頃には身体の芯まで冷えていて、普通にもう寒いくらいでした。
店を出る前に、やっぱり話したいなと思って知り合いに声を掛けたら「気づかんかった!髪とかめっちゃ短なってる!こんな暑いのに1人で来てくれたん!?」って。
私としては、馬鹿みたいな暑さがウザったくて、突発的に避暑地として逃げ込んだようなものだったので、"来てくれた"と言われたのがどうしても嬉しくて、なんか泣きそうになったり。すぐ泣くやんか。
「ありがとう、暑いし気をつけてな!」って送り出されて外に出たら、さっきまで凍える寒さだったのに頭のてっぺんからあっという間に体が熱くなりました。でもこれは夏のせいだけじゃないかもしれない。
そのあとは適当に都心の書店で昔読んでた本を物色したり、ウィンドウショッピングしようと思って服屋に立ち寄ったら気に入ったのがあってつい買っちゃったり。3時間なんてあっという間でした。あっという間だと思えることが幸なのか不幸なのかは分からないですけど、今日に限っては幸でした。
叔母の育児を押し付けられたような気になってずっと不貞腐れていたから、時間が短く感じたのは良いことだったと思います。
ちっちゃいことですぐ落ち込んで憂鬱になって、暑いというだけで苛々したり、ご飯が食べられなくなったり。私は、私ほど面倒臭い人間を知りません。私が私みたいな人間と出会ったら絶対に友達にも恋人にもしたくない。
でも、ちっちゃいことですぐ嬉しくなるのも私です。かき氷、好きだった本、かわいい服。それくらいで嬉しくなって楽しくなって、時間なんてあっという間と思えるほど単純なのも、私。
色々あったけど、夏は嫌いですよやっぱり。大っ嫌い。夏なんて、暑くて鬱陶しくて最悪で、憂鬱になる。私のこと傷つける季節は夏だけですもん。夏の長所と言えば、季節の野菜やフルーツが美味しい、ホラー映画に風情を感じる。それくらい。
あと、氷が美味しいだけ。
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