トーベ・ヤンコ

毎日のラジオと、本と、映画と音楽 言葉に救われ、言葉を掬う日々 下北沢特集をTVで見て…

トーベ・ヤンコ

毎日のラジオと、本と、映画と音楽 言葉に救われ、言葉を掬う日々 下北沢特集をTVで見て東京に住みたかった10代 下北沢の街を中心に歩いて歩いて路地の裏を覗きこみながら歩く街を広げながら東京に住んだ19歳からの20年 東京を離れてから東京と、いろんな街のことを思う、街と人の記録です

最近の記事

見下ろす銀座

薄荷のせいです。遠ざかる春

    • 一番好きな色は

      青は青でも薄く緑のまじった、うす青。 一番はじめにタイに行ったときに、土地勘もないまま路地裏に入り込み、 ホテルのあったフワランポーン駅からヤワラート(中華街)に抜けていく道で見た、 うす青の扉。 このときは金物屋さん然とした雑貨屋で、何にも通じないまま、家人は身振り手振り店の人と話していた。 青パパイヤのサラダ『ソムタム』用に大きなすり鉢が欲しいと言って。 ニンニク、ライム、タイ唐辛子を叩きつぶし、塩をふり、ナンプラーをぴゅっとふりかけ、辛味と香りをたて、最後の

      • 神様の塗り忘れ

        三度のタイでの日々を思い返したり いつでも読みかけの本、散歩のかわりの気まぐれな映画鑑賞。 一ヶ月限定(であればいいという希望をこめて)の 家にこもる日々。 ぽっかりあいた空白のような、 後から振り返ればずいぶんトーンの違う、 今年の、今だけの春から初夏の色の記録。

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