高校のプレゼン大会をプロレスで優勝しようとした話


どうも!難波主催今年の年賀状に使いたい写真第一位獲得のヨシスワです!


我が学び舎(校歌の言い方)では、毎年文化祭にて「プレゼンテーション大会」が行われていて、僕は昨年も出場し優秀賞!(と言っても出場者10人程度) 
お題はその当時関心が強かったC国の人権問題でした。

「今年は最優秀賞取りたいし、笑えるテーマをやりたい」と思うようになり、「プロレス」をテーマにすることを決意。先程のツイートを皮切りに、色々と動き出します。(こっから長いですが、最後まで読むと良いことありますので是非、ラストまでご覧ください!)




①パワポ(スライド)の作成

昨年より分厚く、かつ分かりやすさを心がけ「スライド上はなるべく文字を少なくする」、「スライドに書いてあることを言うときは表現を変える」など基本を抑えました。


またこの時期、Cyber Fight Festival2022を間近に控えた高木三四郎大社長がサイフェスの宣伝を兼ねて、色々な媒体にノーギャラで出演する、「高木三四郎出ます」という企画がありました。


ポッドキャストで、W-1 CEO時代の話を聞くために応募しようとしたら「サイフェスの宣伝に限ります」と書いてあって断念。


プレゼン大会は、サイフェスの一週間後ということで動画をお願いしても、サイフェスの宣伝にはなりません。

でも、高木三四郎大社長からの動画はかなり強い援軍となります。
なので、僕は

「プレゼン大会はサイフェスより後に行われるため、直接の宣伝になりません。

しかし、

動画を送っていただくことで"選手とファンの距離の近さ"が目立ちますし、サイバーファイトグループには学割があるため、高校生にはぴったりです。また私が通う高校は神奈川県内にあるため、"東京女子プロレス湘南台文化センター大会"の宣伝にもなるかと思います。

ご検討のほど、よろしくお願い致します。」とこんな感じでGoogleフォームに送りました。中々生意気なメールですね。

正直、来ないと思っていました。趣旨とズレているから。
しかし2.3日後、まさかのメールでの返信が!

「企画の趣旨とは異なりますがせっかく応募していただいたので」
 と、懐の広すぎる返信をいただき、1週間後には動画が無事に送られてきました!しかも、冒頭に「○○高校の皆さん!」と学校名まで呼んでいただきました。

これを神対応と言わずなんと言うのか!!

改めてここでお礼を言わせていただこうと思います。高木三四郎大社長、本当にありがとうございました。サイバーファイトグループに一生付いていきます。会社の犬になります。

神対応すぎて通学路でガッツポーズしてた



②発表に様々な工夫を凝らす

普通にやってもプロレスで優勝は厳しい。だからこそ、様々な工夫を凝らし、
「これはもう笑うしかないね」のラインまで持っていくことが勝つ道筋だと考えました。

また、プレゼンのタイトルは全くプロレスと関係なくしていました。これはわざとです。

そのため、プロレスと明かす前まではジャージを羽織ってプレゼンし、途中でジャージを脱ぎプロレスTシャツを見せ観衆の注目を惹く作戦を思い付きました。Tシャツは王道ストロングスタイルのやつです。あとで画像出てきます。(策A)

また、このプレゼン大会はYouTubeのカメラも入っていて、後日生徒のみにURLが送られ全校生徒が見れるようになっていました。
そのため、難波さんの前説を参考にし配信用カメラに手を振る、近付くなど、活発に動くようにもしました。(策B)
流石に「僕のことをめっちゃかわいくて、めっちゃかっこいい選手だと思ってください?そんな!選手が!出て!来ました~!」はやらなかったですが…


そして、資料の配布も考えました。
その場でプロレスを話し興味をもってもらっても、中々その人が自分から検索するとは考えづらいと思ったからです。

そして完成した資料がこちら。

難波さんの宣伝が一番多い(当たり前)

プレゼンした内容に関わるものをQRコード化しました。ちゃっかり難波さんの各種SNSを紹介しています。これをお客様、そして審査員の校長、教頭、国語科主任にも渡すことを考え、担任の先生にわざわざ50部程度印刷していただきました。見てないと思いますが(というか見ててほしくない)、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
このように、配布用の資料まで用意しました(策C)

そして、プレゼンの冒頭、注目を惹くために軽いエピソードトークをすることも考えました。自分と、とある先生が出てくる話で立ち位置を人によって変えるようにしました。一人二役ってやつですね。(策D)

このように策を4つ考えました。

③話す自分自身が楽しく

自分なりに様々な作戦を考える中で、
「自分自身が楽しくなければ意味が無い」と考えるようになりました。
そうなると、「やっぱ難波さん入れたいな・・・」

と考えました。なので、プロレスをほぼ初めて知るようなお客様が大勢いる前で、「レフェリー・リングアナ」の良さに触れる。という中々渋い点まで掘り下げることにしました。

④肝心の内容


いくら工夫しても、内容が微妙では勝てるわけありません。そこで僕が考えた道筋は・・・

(ⅰ)成績アップには効率よく勉強する必要があり、そのためには切り替えが大事で、そのために趣味を持つべき!それが個人的には「プロレス」である!
         ⬇
(ⅱ)プロレスと言えば猪木や長州など「男臭い」イメージだが、今はビジュアルの整った選手たちが華麗に美しく戦うし、レスラーだけでなくリングアナなどを推すのもアリなんだ!
    ex)ジェイ、荒井優希、宮脇、レッドシューズ海野、難波さんetc…
         ⬇
(ⅲ)「いきなりじゃどの団体を見に行こうか分からない」と思うので、DDTを紹介します!(ここで高木大社長を中心とした、路上プロレスや特殊ルールでのプロレスを画像を交え説明)→プロレスは「多様性」なんだ!!
         ⬇

(ⅳ)「チケット高いんじゃ?」と心配してる高校生に朗報!ほぼ全ての団体に学割が存在してます!と『手軽さ』を話す&高木大社長のVを流す。
                         ⬇️  

(ⅴ)「プロレスってやらせでしょ?」と多くの方は言いますが、僕の口から言えるのは
「身体を張っているのは事実。究極のエンターテインメントなんです。」
         ⬇
(ⅵ)【まとめ】プロレスは面白いけど、プロレスじゃなくてもいいから趣味を持とう!
&一応、近場の学割のあるプロレス興行を最後に紹介します。(DDT、NOAH、東京女子を宣伝)
&お土産として、ここまで触れてきた団体のHPやレスラー、リングアナのSNSをQRコード化して一覧表にした紙(先ほど記載したやつ)をプレゼント!

という流れでした。

プレゼン大会直前には高木大社長への感謝を込めて、サイフェスを生観戦。


このときは、自分のできること全てやりきったと思ったし、勝てる。そう信じていました。


運命の日

6月某日。快晴でした。学校への道中にSpotifyのマイリスト(通称バモるときのBGM)機能でシャッフル再生を使用していました。流れた曲は、
「FeeI Invincible」。児玉さんの入場曲です。
「この曲が今日はピッタリだな。勝つんだ。」と身体中を熱い血液がドクドクと駆け巡り魂を震わされるのを感じました。今考えたらだいぶアレですが。

出場者の中に生徒会長がいて、その人のプレゼンのお題は「コロナ禍の文化祭」でした。「これは強敵だな」と思いました。
また、こいつには負けたくない。とも。
これが優勝することがハッピーエンドになるからです。
しかし、ヨシスワはプロレスファン。ハッピーエンドは嫌いです。予想外が好きです。だからこそ、本気で勝ちにいこうと思いました。

そして迎えた自分の順番。全力を出し切れました。

難波さんの部分だけ文章量多い(当たり前)
画面右下、隠れ難波さん。小さくてもかわいい。
流行りの「多様性」で押し切ろうとした。


他の参加者は「食糧問題」「AEDの使い方」「動物病院で学んだこと」など多種多様ながら、お堅い内容が多く、また僕の順番も最後から二番目ということで、その全てが僕のプレゼンの「フリ」になっていると考えていました。イメージは2019年のM1のぺこぱでしょうか。今考えると、楽観的でしたね。

そしてそこから一ヶ月以上経った終業式の日。運命の結果発表が行われたのです。


結果は・・・

結果は「優秀賞」。実質の2位。準優勝でした。

無念・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「悔しい」という感情もですが、それ以上に「申し訳ない」という思いがこみ上げて来ました。高木大社長からビデオメッセージをもらったり、Twitter上で皆様に色々と質問をしたのに。

なぜだ。なぜ、優勝出来なかったんだ・・・
僕は改めて冷静に自分の発表を思い返してみました。

考えられる敗因

制限時間をオーバーしてしまった」
かる~くしか台本を作っていかなかったせいで、制限時間である「5分」を過ぎてしまった可能性があるのです。(まだ自分の発表を見ていないので確定とは言えませんが)
ヨシスワは喋りだすと止まらないクセがあり、台本に書いてない小言を多く言ってしまいました。これは悪いクセですね。

②資料の配布にグダついた

その場にいた人全員に資料をプレゼンの最後に配布した影響で、「ありがとうございました」を言えずに、配布中に強制終了されてしまいました。これは痛恨のミスでした。

③その場に内容が好ましくなかった

これは言い訳に聞こえるかもしれませんし、僕の口からは言いたくないのですが、やはり、審査委員たちが偉い人すぎました。僕の小手先の工夫ではこの山を動かすことが出来ませんでした。


こうして終わりを告げた2022年度プレゼンテーション大会。
ヨシスワは昨年、優秀賞で今年も優秀賞ということで、2年連続の準優勝。一時期の和牛みたいですね。でも、和牛だと優勝は出来ないので、笑い飯ということにしておきましょう。

さきほど、「申し訳ない」気持ちが強いと書きましたが、正直めちゃくちゃ悔しいです。会場の反応、プレゼンの工夫に関しては、誰にも負けていなかったと自負しています。
これはいくら笑われようと変わることはありません。

「2位じゃダメなんですか?」や「No.1にならなくてもいいんだよ」
という幻聴が聴こえて、「ダメなんだよ!!」と叫んでしまったぐらい悔しいのです。

今年の優勝は「AEDの操作方法」でした。
僕が優勝していれば、「真面目すぎる内容じゃなくても優勝できるんだ。出てみようかな」と思う後輩が出てきて、来年以降もっとプレゼン大会が盛り上がる。なんてことになっていたかもしれません。これを実現出来なかったのは本当に悔しいです。

高木大社長、そして僕のプレゼン大会に少しでも注目してくださっていた全ての方に、謝罪いたします。

最優秀を狙うと豪語しておきながら優勝出来ず、申し訳ございませんでした。


まとめ

もちろん、これで諦めるような人間ではありません。悔しすぎて来年は「プレゼン大会で優勝する方法」や、今年の最優秀賞の人のプレゼンを完コピし、「これで満足ですか?」というタイトルで出場してやろうかと考えました。しかし、来年は本当に優勝したい。
流石にプロレスでもう一回挑戦する気はないけれど。だって今年ので無理ならもう優勝できないもん。そんぐらい出し切りました。

なので一年かけて、「最優秀を取れそう」かつ「自分がやってて楽しい」お題を見つけようと思います。

いまんとこ、難波さんをメインに据えるプランのみ思いついています。。

優秀賞を取った自分にできることと言えば、グレート-O-カーン選手のように賞状を持って入場するぐらい。


来年こそ、ちょっくら最優秀取ってきます!(大フラグ)

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