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邪魔されたくない

おはよう、さゆりです


最近、今年から導入した刺繍ミシンがたのしすぎて
刺繍の制作以外のこと全然見えなくなってました

ずっと欲しかった環境が3年の努力の甲斐あってだいぶ整ってきていて
制作に集中しすぎたたのしすぎる。。


最近うちのブランドでは、ハンドメイドのアップサイクル品に力を入れはじめまして、去年の終わりから百貨店から小さなマルシェまでいろんな機会をいただいて販売を始めました


”ハンドメイド品でしかも古着をつかっている作品”

これって一見、だれにでも作ろうと思えばつくれてしまうものなんですよね。

ハンドメイドって趣味でやっているひとも多いし
古着は選ばなければだれの家にも自分や家族の気なくなった服があるし。

なのでたまーに民度の低いお客さんに
”これならつくれそうじゃん”
”簡単そうなのに高いね〜”
と買う気もないのに商品荒らされて言われる機会があります。


私の大切なみんなはこういう話をすると一緒にすごく悲しんでくれるの知ってるから普段あまり言わないようにはしてるんだけど

現実、百貨店や街のマルシェだと通りすがりのいろーーんな人がいるからこういう意見もでてくるんだよね。


私のリスペクトしているクリエーターが前にこんな感じこと言っててさ

”制作時間どれくらいなんですか?”
って質問するお客さんがいるけどナンセンスだよね。
普通に困るから私はこう答えてます
”実際に縫う時間~~分と私が生きてきた~~年間です”

同じ苦しみを味わってるんだなっておもって印象に残ってた。


確かに作業工程自体はそんなにかからない作品もあるし、一回型ができればすぐ作れるようなものももちろんある。
でもハンドメイド品ってそういう論点でもの作ってないし売ってないじゃん?

そう、論点が違うからさ、私もそうだし
なにか作っているクリエーターのみんなに絶対にこういう論点の違う言葉にながされないで欲しいんだ。




私は3年前くらいからずーっと近くで応援してきた1人のリメイククリエーターがいる。
彼がつくるお洋服のイチファンとしても応援していたけど
私のブランドができる全力のことをして彼のクリエイティブを応援してきた。

その彼が、一つのラインを作り終え、最終形態の作品ができた。
そして新しいラインができた。


お披露目&発売は6/7@博多阪急〜

私もまだ作品を着てみてないのですごくワクワクしてる



彼のほとんどの作品を見てきたし、誰よりも着てきた自信がある。
でも実際に制作しているところを生では見たことないし、よく雑談をするほど近い人ではない


私にはしぬほどわかるんですよ。
彼が大好きだけど苦しみながら、少しずつ自分のクリエイティブを前に進めてきたからこそつくれるその作品の重みが。
だから他の人にはつくれなくて、彼にしかつくれないものがある。

しかも私たちは古着(しかも無名なブランドの服)を素材としているから
私たちだって出会いたくても同じ素材にはもう出会えない


そういうものを相手に日々クリエイティブしてるんだよ。
そういうのがわからない人には邪魔されたくないんだ。



私がつくるフィールドは、関わっているクリエーターたちは、私が絶対に守る。

と、いい作品を見るたびに決心が固くなるので、今日はその話でした。



sayuri.

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