ぽっこりお腹とストレス

運動不足で食事の摂取量が消費量を上回ると体重が増えるというのがセオリーですが、お腹が出てきた場合「ストレス」の影響も見逃せません。原因は姿勢や筋力の衰えもありますが、内臓脂肪が多い場合は要注意！

あなたは仕事が忙しすぎたり、人間関係の社会的ストレス、家事や子育て、介護に追われるなど、身体的、精神的ストレスを慢性的に抱え込んでいませんか？

ストレスを感じると腎臓の上にある臓器【副腎】からストレスホルモンとよばれるコルチゾールが分泌されます。

コルチゾールが悪いのではなく、慢性的に分泌され続けるとなじみがあって食べると気分がよくなる高カロリーのものを食べがちになり、内臓脂肪をためこみます。

内臓脂肪が蓄積すると、メタボリックシンドローム、高血圧、糖尿病、脂質異常症、心疾患などのリスクの原因となるのです。
逆にお腹に脂肪がつくことで「コルチゾール」の分泌が高まることもわかっています。

パートナーも運動不足に加え、アルコール、甘いものを多く摂っているようですが、やめるのは難しいようです（苦笑）。そんな方は運動することでストレス耐性が高まり、代謝も良くなります。

コルチゾールを減らす運動

ストレスを軽減するのは難しいですが、ダイエットにおいては重要課題です。なぜならコルチゾールは、筋肉を落とすことを促進してしまうから。つまり、ストレスを感じるほど筋肉が落ちやすくなり、筋トレをしても効果が出にくく、代謝が落ちてしまうのです。

食事制限もきつい筋トレも同時進行するとなると相当ストレスになるので、長くは続けられないハズ。実際にそれでリバウンドする人が後をたちません。

ストレスを軽減するにはきつい筋トレではなく「活動的になること」です。
とくに40代以上になると筋力が落ちやすくなるため、運動は必須。
運動によって消費されるカロリーはそれほど多くないので、カロリー消費を目指すのではなく「気分を良くする」ことが大切です。

スマホを見たり、パソコンの前で座っているだけではストレス解消できません。定期的に歩くだけでもストレスを軽減してコルチゾールの分泌を減らすことができるのです。

コルチゾールを減らす睡眠

同じ出来事が起こってもイラっとするときと、そうでないときはありませんか？
ストレスは睡眠不足でもたまりやすいので、しっかり寝ることも大切。また、睡眠不足は食欲を乱しやすいです。
「一晩睡眠が不足しただけで、コルチゾールの値は100％以上増加し、翌日の夜になってもまだ、コルチゾールの値は37～45％ほど高い状態にある」という報告もあります。

体重が増えるかどうかを分ける睡眠時間は7時間とされていて、5～6時間しか睡眠をとらない人は、体重が増加するリスクが50％も高くなるそう。ぐっすり眠れない方は、３分でも５分でもいいので歩く時間を増やしてみてください。

歩けなくなるほどの腰痛

余談ですが、海外赴任中のパートナーが１年経たないうちに７㎏増量していました（体重計がなくて本人は気づいていなかったそう……orz）。
体重は食生活や運動不足でジワジワ増えるケースがほとんどですが、急激に増えた場合は腎臓、心臓など内臓に問題がある場合もあるので要注意！

舌の色、大きさ、厚さ、舌苔（ぜったい：舌のこけ）などは、内臓や体の様子を知るバロメーターになります（舌診）。
むくみがひどいことはわかっていましたが、このとおり。

歯型がついている場合は水分代謝が悪く、内臓も余分な水分でむくんでいることをあらわします。本来、舌の先が上の前歯の後ろに位置するのが理想ですが、舌の筋力が低下して下がっていると歯型がつきやすくなります。

運動不足で筋力が衰えたこともありますが、水分代謝が滞った状態で東洋医学でいう【腎】が弱っている証拠。（西洋医学の腎臓とは少し違いますが）腎臓が弱ると大腰筋も弱りやすくなり、腰痛の原因になります。パートナーも歩けないくらいの腰痛になったそう。

「体重が減ったらもっと活動的になれるのに……」という方がいらっしゃいますが、体重や筋肉の前に内臓の状態がポイントになります。

こちらの方は腰痛を改善したくて参加されたのですが、体型の変化が凄まじかったです！！

とご感想を頂いています。筋トレなしで、オンラインのみでこんなに変われるなんて！と私も感動をいただいていますが、ご家族も感動されたようです。

【体感メソッドダイエット×腰痛改善】
モニター募集は5/25（木）22：00で締め切ります↓

追伸：舌に歯型がついている・口呼吸になっている方はこちらがおすすめ↓