気迫って一瞬で人に伝わるものだな、とラグビー見て思った

子どもの歯をみがかせながら、パジャマを着せながら、合間合間に対スコットランド戦のラグビーを観た。

結局、寝かしつけの時間になってしまったので、歴史的瞬間(スコットランドに勝利する瞬間)は布団の中だったが、勝利を知らせるニュースが携帯に入ってきたので、そのバイブ音を聞きながら、あー!!っと一人布団でガッツポーズを取った。

と言いながら、私はにわかファンとも言えないくらい、まったくラグビー知らない。従兄弟がラグビー部だったり、母校がラグビー強豪校だったり、知り合いにラグビー好きな人いたりして、すこーし、ほんのすこーし、観たことはあるが、その程度。でも、今回のこのW杯の盛り上がりに乗せられて、合間合間にテレビで観た。

で、感動した。簡単なルールしか知らない私でもその凄さを感じたし、何より、一瞬、一瞬に感じる気迫に、とにかくのまれた。目が釘付けになり、一瞬たりとも目を離せないと本能的に思った。一瞬で鳥肌が立ったし、一瞬で引き込まれた。仕上げ磨きをしようが、パジャマを着せながらだろうが、その熱は冷めることがなく、むしろ高まるばかりで、一人で声をあげていた。

で、思った。人の本気というのは、気迫というのは、テレビを通そうと、その場に居なかろうと、伝わるんだなと。それも一瞬で。私はテレビのスイッチを入れた瞬間に、もう、その気迫にのまれて、身体が熱くなった。まるでいっしょにその思いを共有させてもらっているよな。

今回はラグビーだったが、それは音楽だったり、書道だったり、色々だけど、そういうのが世の中にはあふれていて、一緒に体験させてもらえている事に、本当にありがたいなあと思う。

そんな感動もまだ観れると思うと、本当に嬉しい。次は夫に寝かせつけは頼もう(笑)

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