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さいしんコラム#1191~練習試合の得点/この手ごたえは本物か

 感触、感覚、手ごたえ…。
 いずれも曖昧な部分はあるが、「いいんじゃね?」「まずくね?」という感触は、大外れはしないと思う。
 去年と今年、同時期の対比を感覚でやるのは危険かもしれないが、今年のキャンプを見て「去年より点取れるんじゃね?」と思ったので、練習試合の得点と得点者を調べてみた。それが、さいしんコラムに掲載したもの。感覚よりも少しはデータとして信頼できるだろう。

 昨季、課題とされた得点力について改善の兆しがあると言っていいのではないか。得点者が14選手に及んでいるのは、良い傾向だ。マティアス監督が前線や二列目の選手に10得点以上を課している効果なんだと思う。「課す」のと「求める」のと「目指させる」のは若干ニュアンスが違い、監督はどの程度の強さで伝えたのかわからないが、そのポジションの選手たちの意識にかなり刻まれているのだろう。

 指揮官がはっきりと方向を示し、選手たちがしっかりとその方向を目指して歩んでいる。
 そのことは、一番間違いのない手ごたえだ、と断言できる。

 あくまで清尾の手ごたえだけど。

 トップの試合はキャンプを終えて、金武町の役場やフットボールセンターの方々にお礼を述べるレッズ。


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