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9月25日(2021年) シーズン4度目にして最後の3連勝

 このマガジンで書く最も新しい試合だ。

 2021シーズンは、指揮官にリカルド・ロドリゲス監督が就任した年。さらに選手が大幅に入れ替わった年でもある。
 シーズン当初の登録、27人(シーズン中にプロ契約した工藤孝太を含む)のうち10人が新加入(新人4人・移籍6人)なのだ。3分の1以上が入れ替わったことになる。
 それだけではない、途中の出入りもあり、シーズン終盤は登録28人のうち、昨季もいた選手は12人。半分以下になってしまった。
 これに関しては思うところもだいぶあるが、クラブの強化担当が、行き当たりばったりでやっているわけでないことは認められる。ならば、ある程度の区切りがつくまでは、黙って協力しようと思った。

 ほぼ新しいチームとしてスタートしたわけで、そんなに早く結果が出るはずはない。リーグ戦の開幕6試合は1勝2分け3敗。しかも4試合が無得点という苦しい状態だった。
 しかし第7節から3連勝すると徐々に勝てる試合が増えていき、第13節からも3連勝、第24節からも3連勝。4連勝こそ果たせていないが、負けが少なくなっていった。またルヴァンカップでもグループステージを突破し、プレーオフステージ、準々決勝も勝ち上がってベスト4入り。天皇杯も初戦から3試合を勝ち上がり8強まで進んでいた。

 2021年9月25日(日)、浦和レッズは味の素スタジアムに乗り込んで、FC東京とJ1リーグ第30節を行い、2-1で勝利した。
 開始1分、相手のロングボールで攻め込まれ、失点するという失態を冒したが、その後はペースを握り、レッズの攻撃の時間が長くなった。前半アディショナルタイム、連係から酒井宏樹のレッズ初ゴールで追いついた。そして66分、関根貴大のシュートがバーに弾かれたところを江坂任が詰めて勝ち越し。そのまま勝ちを収めた。

 この調子がシーズン最後まで続けば、リーグ3位やルヴァンカップファイナリストという位置もあり得たが、リーグ戦はラスト8試合(2021年だから)を2勝3分け3敗。ルヴァンカップは準決勝で敗れた。
 昨年の9月25日は、シーズン4度目にして最後のリーグ戦3連勝、そしてシーズン2度目の公式戦10試合無敗を果たした試合になった。

 さて、みなさんは2021年9月25日、何をして何を感じていましたか?

【あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~】は、レッズサポーターのみなさんから投稿を募っています。浦和レッズ30年の歴史をいっしょに残していきましょう。詳しくはマガジン「あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~」のトップページをご覧ください。

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