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谷川史子さんは、いつ読んでも温かくじんわり染みる

谷川史子(たにかわふみこ)さん。

高校生の頃から
ずっと変わらず大好きな漫画家さんです。


柔らかく優しいタッチのイラストと物語。
いつページをめくっても、ほっこり。
癒されます。

「おひとり様物語」は、
足かけ17年の長大作。
最新刊(で、このシリーズでは最終巻)が
最近発売されて、ようやく読みました。


電車の中で読まないで良かった。
家でじっくり読みたくなる。
そんな気持ちになります。



「こんな私
 恋も愛も知らないまま
 一生ひとりぼっちなんだ」

「あんたはちょっと体弱かったから
 お母さん心配でねえ
 こんなに大きくなって 
 ほんとによかった」

「あの子が一生懸命考えて選んで
 楽しそうに生きてるから それでいいの
 私の自慢の孝行娘です」


こんなふとした言葉に出逢うと
なんだか温かいものがホーッと広がって、
胸がいっぱいになる。

そして気が付くといつの間にか
ティッシュのお世話になっています。

家族に
"どうしたの?"と心配されたくないから、
1人でじっくり読みたい。


なんだろう、
とてつもなくどこまでも温かくて
たまらないです。

きっと誰しも1度は
心のどこかで感じたことがある(と思う)
モヤモヤした気持ち。
自己嫌悪感。

まるでそれを代弁してくれているようで、
とっても共感してしまう。

思わず自分と重ねてしまうことが
何度あったことか。


繊細な心の機微の描き方が
細やかで丁寧で、
優しくまるごとふんわり
包み込んでくれるような。
そんな気がします。


そして
(他の作品も全体を通して)
主人公にショートカットの女性が多い
ところも好きです。 

なんだか勝手に親近感を感じます。
たまたまかもしれないけれど。

これからもずっと変わらずファンでいたい。
応援していきたいです。

たくさんの記事がある中、 時間を割いて最後まで読んで下さり、 本当にありがとうございます☘️ きっと素敵な方ですね^^ 記事との出会いも一期一会。 ご縁の1つだなあと思います。 自然に続いていくご縁を大切にしたいです。