【温泉】川湯温泉「ホテルパークウェイ」(北海道弟子屈町)
今日ご紹介する温泉は、北海道は川湯温泉の「ホテルパークウェイ」さん。こちらに1泊したときのお話だ。
こちらは、エコノミータイプのビジネスホテルだ。広々とした敷地に、2階建ての白い建物が建っている。
受付エリアも、広々している。
室料を支払い、鍵を受け取って、客室へ向かう。
客室
こちらが私の泊まったお部屋。落ち着いた和室。トイレや洗面台は付いていないが、私にとっては十分だ。
お風呂
内湯
まずは、男女別の浴場へ。
泉質名は、ナトリウム- 炭酸水素塩泉。泉温は60.5度。湧出量は毎分400リットル。Ph値は7.0。加水、加温、循環濾過、塩素使用のない、完全な源泉掛け流し。
湯船には、結構な量のお湯が掛け流されていた。お湯の色は、茶色がかっているが、ほぼ透明。ほうじ茶の茶葉ような色の湯の華が舞っていた。すべすべとした感触が気持ちよい。
先日ご紹介した「川湯観光ホテル」の強酸性のお湯とは全く異なり、とても優しいお湯だった。同じ川湯温泉エリアにあるのに、これほど泉質が違うとは。興味深い。
露天風呂
女性用内湯から、女性用露天風呂へアクセスできる。中庭のような空間で、建物に囲まれているが、露天風呂に面した窓は目隠しされているので安心。
混浴露天風呂
上記のお風呂とは別に、建物を出て、少し離れたところに、混浴露天風呂がある。混浴には抵抗があるものの、見に行ってみることにした。
ホテルの建物とは屋根のない廊下で繋がっている。
露天風呂エリアの入り口。
男性は左、女性は右へとの指示。
女性側から見た露天風呂。後ろに女性用の脱衣所がある。
明らかに誰もいなかったので、男性側にも回ってみた。
真ん中に大きな岩があり、ちょっとした目隠しになっている。脱衣所から少し距離はあるが、バスタオルで身体を隠せばハードルは低いかも。脱衣所に掲示されていた温泉分析書によると、源泉は建物内のお風呂のお湯と同じようだ。入ってみようかと思ったが、結構激しく雨が降ってきたので、やめた。
食事
夕食
良い意味で期待を裏切られた。品数も多く、一つひとつ丁寧に調理されている。
こちらのお宿の名物の「摩周鯛」がサーブされた。お刺身と唐揚げでいただく。こちらの温泉で丁寧に養殖されたそうだ。プリプリとした食感で、あっさりとしていて、なかなか美味しかった。
小鍋にセットされたしゃぶしゃぶは、ラム肉だった。いかにも北海道らしい。こちらも美味しかった。
朝食
ヘルシーな朝食。真ん中のお豆腐は、湯豆腐だ。温かい朝食を食べられるのはありがたい。
朝食後には、無料でコーヒーをいただいた。
コーヒーを飲みながら、ご主人らしき男性と雑談させていただいた。その際、「月下美人」という花が昨夜咲いたよと教えてくれた。
月下美人とは、1年に1夜しか咲かないと言われるサボテン科の花。私が見せてもらったときは咲き終わって萎んでしまっていたが、月下美人自体を見たことがなかったので、大変貴重な経験だった。
短い滞在だったが、快適に過ごさせていただいた。料金の割には、温泉も食事もサービスも素晴らしかった。お世話になりました!
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