【温泉】蒲田温泉(東京都大田区)
今日ご紹介するのは、東京は大田区蒲田にある温泉銭湯、その名も、「蒲田温泉」。
昭和12年創業。東京都大田区あたりで有名な、真っ黒のお湯、黒湯の温泉の代表格だ。メディアにもよく登場している。
大田区のウェブサイトによると、この地域の黒湯は、メタケイ酸や炭酸水素塩類(重曹)などを含む25度以下の温泉で大昔の海水を由来とする「化石水」であるらしい。
そのような良質のお湯を銭湯料金(500円)で楽しめるなんて、温泉ファンにはたまらない。
私が訪問したのは、ある週末の夜。
こちらが、外観。昭和レトロ。この、懐かしい感じがたまらない。
脱衣所、洗い場には、十分な広さがある。
こちらが、名物の黒湯。
半円形の湯船が、高温湯と、低温湯の2つのセクションに分かれている。それぞれ、あまり大きくはなく、それぞれ3人くらいでいっぱいになる。
私が訪問したときは、高温湯が45.7度、低温湯が42.7度だった。高温湯のほうは、やはり、大変熱かった。えいやっと入ってみたが、1分が限度だった。低温湯のほうは、適温だと感じた。
色が、とにかく、黒い。真っ黒だ。例えるならば、墨汁、コーヒー、黒豆の煮汁、といったところか。透明度は低く、身体のラインは全く見えなくなる。そして、肌ざわりは、ぬるぬるだ。
泉質は、ウェブサイトによると、ナトリウム炭酸水素塩・塩化物鉱泉。
なお、黒くないお湯の湯船もあった。超音波風呂、電気風呂が楽しめる。このほか、サウナもある。
ドライヤーは、20円で3分間使用できた。10円玉の用意が必須。
なお、こちらの施設には、大広間もあり、食事もできる。この日は夜遅かったため、営業していなかったが、次回は是非食事もしてみたい。
なお、受付のおじさんも、脱衣所で一緒になった地元のおばさんも、とてもフレンドリーだった。下町のあたたかな人情が感じられた。身も心もほっこりした。
いいお湯でした。お世話になりました!
こちらの銭湯のウェブサイトはこちら。
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