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【温泉】川湯温泉公衆浴場(和歌山県田辺市)

今日ご紹介する温泉は、和歌山県は田辺市にある川湯温泉公衆浴場

同じ田辺市にある湯の峰温泉つぼ湯くすり湯民宿あづまや荘旅館あずまや)や、わたらせ温泉から、車で10分足らずの位置にある。

こちらの川湯温泉は、熊野川の支流大塔川のそばにある素朴な温泉地だ。川底から絶えず70度以上の高温の源泉が湧き出しており、冬季には、「仙人風呂」と呼ばれる広大でワイルドな野天風呂が登場し、冬の風物詩となっている。

熊野本宮観光協会さんのページよりお借りしました

私が訪れたのは、2023年夏のこと。季節外れのため「仙人風呂」は設けられておらず、川では家族連れが水遊びを楽しんでいた。透明度の高い、とてもきれいな川だ。

今回の目的地は、川のすぐ側にある、公衆浴場だ。こちらのお湯が良いと聞いて、日帰り入浴のためにやってきた。

建物は、なかなか、シブい。

こちらが、入り口。料金を支払って入場する。料金は、はっきり覚えていないのだが、2023年夏の時点で300円くらいで、とてもお安かった。

男女別の浴場がひとつずつの、シンプルなつくりだ。

浴槽も、ごくごくシンプルなつくり。

熊野本宮観光協会さんのページよりお借りしました

正直言って、その建物の外観や、ごちゃごちゃとした施設の様子から、あまり期待はしていなかった。しかし、こちらの施設のお湯はすばらしかった。

泉質は、ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉。高温のため加水はしているが、川底から湧き出た源泉が、ドバドバとかけ流されているのが圧巻だ。お湯は無色透明で、さっぱりとした肌触り。かすかに硫黄のような香りが感じられ、お湯の鮮度が良いことが、感覚的に分かった。

公衆浴場でこのレベルとは、おそるべし川湯温泉。次は是非、「仙人風呂」がオープンしている時期に、泊まりで来てみたい。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらの施設についての、熊野本宮観光協会のサイトはこちら。

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