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「お城EXPO2021」入城記。

本日(2021年12月18日)、横浜市にある「パシフィコ横浜ノース」にて開催されている、「お城EXPO2021」をのぞいてきた。明日まで開催されている。

お城に関する、ブース出展、各種展示、商品販売、映像上映、講演、ワークショップなどの催しで、お城の祭典、といえるだろう。

こちらが、入口。2階にある。

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ふと下を見ると、そこには、1/2サイズのバルーンで作られた、古河城が! 会場の外に展示されていた。

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こちらが、「入城」当日券。

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1階は、展示コーナー。広い会場に、全国津々浦々の地方自治体を中心とする、色々な団体の展示が並ぶ。

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結構な人出だった。こんなにお城ファンが多いとは!

今まで訪ねたお城や、これから行きたいと思っていたお城について、たくさんの展示がある。パンフレットがもらえたり、御城印などのグッズが購入できたりする。

どのブースでも、フレンドリーにお城のことを紹介してくれて、質問にも応じてもらえる。これは、テンションが上がる!

鎧や兜の展示とか、お侍、忍者、お姫様などのコスプレの方もとても多い。

特に、岡山城ブースが気に入った。「宇喜多秀家公」の鎧・兜が素敵だ。そして、岡山出身で、歴史学者磯田道史先生による、地元愛にあふれた岡山城紹介ビデオが放映されており、たくさんの人が立ち止まって見入っていた。

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そして、勉強になったのは、関ヶ原町の展示。パネル、資料が充実していた。

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関ヶ原の戦いを描いた屏風のレプリカ。

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岩村城をはじめとする、岐阜県のお城のジオラマたち。

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日本城郭検定を主催している、日本城郭協会のマスコットキャラクター「シロっぷ」君も来ていた。私は、今年、日本城郭検定3級に合格した。来年は、2級に挑戦してみようと思っている。

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小学校6年生が作った「真田丸」の模型が展示されていた。とても、よくできている! 六文銭の赤い旗がかわいい。

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豊臣秀吉の『太閤記』に関する展示コーナーもあった。色々な時代に書かれた『太閤記』の冊子が展示されていて、興味深かった。

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子どもたちの、お城に関する自由研究のコーナーもあった。どれも、とてもよくできていて、素晴らしかった。

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日本100名城・続日本100名城の展示パネルコーナー。合計200のパネルには、それらのお城ごとのベストショットと思われる素敵な写真が掲示されていて、思わず見入ってしまった。

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今回は、あまり時間がなくて、サクッと展示だけを見て回るにとどめた。それでも、数々のマニアックなお城のブースや展示に、好奇心を大いに刺激された。

展示のほかにも、お城のビデオ上映コーナーや、有料だが学者の先生方のご講演が聞けるプログラムもあった。また、横浜らしく、崎陽軒のお弁当の販売もしており、休憩コーナーでランチやお茶をすることもできたようだ。時間に余裕があれば、丸1日かけて、ゆっくりとお城三昧の時間が過ごせそう。来年は、もう少しゆっくりと滞在したいなあ。

そして、気づいたら、ものすごい量の、お城の資料をいただいていた。その結果、荷物がものすごく重くなってしまい、家に帰るまで、一苦労だった。これらを少しずつ読んで勉強して、来年も気になるお城を攻めていこうと思う。以下の写真は、いただいた資料の、ほんの一部。

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(ところで、これらの資料の中で一番嬉しかったのが、写真の一番手前の「関ヶ原七武将ウォーキングガイドマップ」。関ヶ原の戦いの東軍・西軍の主な7人の武将を取り上げ、それぞれに関連する史跡を巡るコースを、素敵でマニアックな7枚のマップに仕上げている。これを無料でいただけるのはありがたい。関ヶ原町さん、ありがとう。いつかここを歩きに行きます!)

ああ、楽しかった! 

お城ファンの方々には、絶対に楽しんでいただけるイベントだ。明日(2021年12月19日)も開催されているので、関東近郊のお城ファンの皆さま、お時間があれば、是非どうぞ!

ご参考になれば幸いです!

※お城検定(日本城郭検定)関係の記事も、よろしければぜひどうぞ!


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