佐城郎画

Stable Diffusionの画像生成に関する情報を中心に、GPTや他のAIも含め…

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Stable Diffusionの画像生成に関する情報を中心に、GPTや他のAIも含めてAIに関係することを発信。 旧表示名:鎖城郎郭。

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9/11更新『先行公開』 SDXLcheckpoint『AfterRealXL_beta2』について

 一昨日9/9にAfterRealXL_betaを公開しましたが、直近で公開されたモデルとマージし、再度LoRA相性を確認したところ、epoch36(100回繰り返し学習をさせたうちの36番目に誕生したLoRA)を0.8、epoch19を0.2で組み合わせると、より出力が良好になることと分かりました。  以前はepoch68をマージしたのですが、マージモデル変更もあり、そちらより優秀です。その為、beta2として配布致します。 下記はHires.fix、ADetailer共

    • finetuneモデル『AfterReal_alpha』のメンバー先行公開と、今後のfinetune等方向性の告知

      今回はSD1系のfinetuneモデル『AfterReal_alpha』をメンバー先行で公開いたします。とはいえ、活動報告兼demo版に近いので、一般公開するかは未定。 正直、安定性は非常に低いです。 指の破綻率は学習元のepicrealism_pureEvolutionV5より悪化していて、目や顔立ちの安定性もまだまだです。(より最新のepicrealism_naturalSinは謎のノイズが発生するので、epicrealism_pureEvolutionV5を利用) た

      • 『今後の活動について』

        ご無沙汰しております。 仕事の忙しさとSDXLの成果の出なさに絶望し、更新が途絶えておりました。 理由としてはSDXLのLoRAの確認に異常な時間がかかること。 SD1.xだとLoRA学習および確認は休日丸1日で終了するのですが、SDXLでLoRA微調整だと確認だけで1週間以上かかります。 VRAMのせいで一括生成できる量が限られ、また大量に生成するとSDXLの解像度だとグリッド画像ができない。 学習された数十epochのLoRAから比較的可能性のあるのをピックアップするだ

        • 『一部メンバー限定』 LoRA学習用データセットの基本

          今回はLoRA学習の際に必要となるデータセットについての解説です。 一般的な数十枚のデータセットだけではなく、数百枚単位や一部追加学習レベルの話も含めての解説となります。 データ用画像の入手法、リサイズ・トリミングなどの各種便利ツール紹介、除外すべき画像の特徴(SDXLとSD1.xでは異なります)、キャプションなどを解説します。 便利ツールに関しては一般向け公開とし、それ以外をメンバー限定記事とさせていただきます。 その為、構成が少し変則的ですが、ご了承ください。 ◆便利補

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        9/11更新『先行公開』 SDXLcheckpoint『AfterRealXL_beta2』について

          【活動支援プラン以上限定】 10月配布LoRA『胸の形状変化』

          今月の活動支援プラン以上の方限定の配布物です。 元々は話題になった胸揺れをコピー機式で簡単に行えないかと試行錯誤した結果です。 プラスだと胸が下に伸び、マイナスだと上に引きあがります。胸揺れに使えるのかは、そもそも動画作成を試してないので分かりません。あと私は貧乳派d…。 ただ胸の形状自体を変化できるので、垂れ気味が好き。きっちり丸めが好きなどの調整としても利用できると思い、配布に至りました。 なおLittleStepMIx_AとBracingEvoMix_v2で動作確認

          【活動支援プラン以上限定】 10月配布LoRA『胸の形状変化』

          【メンバー限定モデル】chilled_rebind v1の配布

          今回、先行公開ではなく、メンバー限定モデルとして『chilled_rebind v1』を配布します。chilled_remix_v2の亜種で、BracingEvoMix_v2と同様に ・背景強化 ・横長画像への強化を中心とし、出力平均年齢を上げ、少しリアル度があがっています。 またchilled_remix_v2と比べてEuropean girlなどにした際の洋顔が強くなりました。ただ純粋なgirl、womanだとやや洋顔になるので、japanese girlやjapanes

          【メンバー限定モデル】chilled_rebind v1の配布

          【メンバーシップ限定】 LoRA学習の基本と設定

          【メンバーシップ限定】 LoRA学習の基本と設定

          【活動支援プラン以上限定】 slenderLECOおよびポロリ防止LoRA配布

          活動支援プラン以上の方限定の今月の配布物です。 いずれもSD1.x向けのLoRAとLECOです。SDXLのLoRA配布も来月は検討しますが、学習時間が長いのと需要の兼ね合いで、SD1.xになるかも知れません。 SDXLの性能があがってくれば、そちらも色々手を出そうと考えております。 1:slenderLECO slenderLECOという名前ですが、正の適用より負の適用をして豊満にしたほうが見た目が良い画像が出ます。 どうにもslenderは強くし過ぎるとnegative

          【活動支援プラン以上限定】 slenderLECOおよびポロリ防止LoRA配布

          【メンバーシップ限定】 佐城式LECO学習解説

          今回はPlat氏が実装してくださったLoRA形式で利用できる学習概念の変更等を行う技術『LECO』について解説いたします。 ◆Stable Diffusionにおける画像生成の基本 まずStable Diffusionにおいてプロンプトがどのように機能して画像生成をしているかをおさらいします。  Stable DiffusionにおいてはCFG scaleを用いて、プロンプトで指定した目的地への針路を微調整しています。  またnegative promptを用いることで、向

          【メンバーシップ限定】 佐城式LECO学習解説

          『LoRA Block Weight』で考える階層理解の基本(SD1.x準拠)

          『LoRA Block Weight』で考える階層理解の基本(SD1.x準拠)

          【メンバー先行公開】 SD1.xCheckPoint『BracingEvoMix_v2』の配布と今後のBEM系に関して

           この度、BracingEvoMix_v1の正当後継モデルとして、BracingEvoMix_v2をメンバーシップ先行公開でリリース致します。  9月30日に一般公開予定です。 ◆性能的な向上部分  ①横長解像度に強くなりました。  ②BracingEvoMix_v1時代のシード値によって明度が不安定な問題が改善され、時たま起きる強烈な色の濃さや明るさが改善されました。  ③背景の綺麗さと、特に屋外での構造物等の整合性がアップしました。  ④寝転び時の破綻率が僅かながら改善

          【メンバー先行公開】 SD1.xCheckPoint『BracingEvoMix_v2』の配布と今後のBEM系に関して

          CheckPointマージ基本の基とTextencoderと関係性

          CheckPointマージ基本の基とTextencoderと関係性

          SDXL先行公開モデル『chilled_rewriteXL』とSDXL解説

          SDXL先行公開モデル『chilled_rewriteXL』のダウンロードリンクはメンバーシップ限定公開です。 その他、SDXLの簡単な解説や、サンプルは一般公開に致します。 1.SDXL使用環境構築について  SDXLは一番人気のAUTOMATIC1111でもv1.5から対応しており、v1.5以降であればSD1.xのcheckpointを入れているフォルダに入れてしまえば問題なく利用可能です。  ただし、VAEやLoRA、TIなどに互換性はないので、専用に別途構築した

          SDXL先行公開モデル『chilled_rewriteXL』とSDXL解説

          『告知』 9月からメンバーシップの開始について

           この度、noteでのメンバーシップ限定記事等の開始および投げ銭の解禁をさせていただきます。  今までマネタイズは一切しない方針(note投げ銭も意図的に閉じていました)で、マージモデルの開発やLoRA配布などを行ってまいりました。  これは単純に、そもそも『AIイラストモデルのクオリティアップ』のために、AIフォトモデルが必須であり、AIフォト界隈の衰退を防がないと、AIイラストモデルも衰退するという懸念から、chilled-re-genericのレシピを発案。また各種騒

          『告知』 9月からメンバーシップの開始について

          Stable Diffusion WEB UIにおけるマイナスプロンプト検証(AUTOMATIC1111版)

          1.はじめに 皆さまはクオリティアッププロンプトと言えば何を思い浮かべますか?  masterpiece? high quality?  おっと、違いますよね。そう、お馴染み(nude:-1.8)だと思います。  おや? ご存じでない?  奇遇ですね。私もこの記事を書き始める1時間前に発見しました。  冗談はさておき、実は検証がほぼされていない未知の領域がプロンプトの世界にはあります。  それがプロンプトのマイナス利用です。  以前、flat2というLORAのマイナス適用は

          Stable Diffusion WEB UIにおけるマイナスプロンプト検証(AUTOMATIC1111版)

          『Stable Diffusion WEB UIで簡単! ステッカー・アイコン・ロゴ素材の作り方』

           ロゴやステッカーはmidjourneyなどが有名ですが、実はStable Diffusionでも一定レベルなら簡単に生成できます。  今回はStable Diffusion WEB UIを使用して、簡単にステッカー・アイコン・ロゴ風の出力を行えるプロンプトを紹介します。  なおデザイン知識がないので、見出しは適当です、ご了承ください。  全て512×512でHires.fix Latent 1.5倍で生成しています。 ①プリントステッカー風 一般的なロゴというよりステ

          『Stable Diffusion WEB UIで簡単! ステッカー・アイコン・ロゴ素材の作り方』