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さよなら、プランナー。

明日は謎アイデア集団の関西WS。ちょうど2ヶ月前に投稿したこれ。
メンバーが想像を超える80名で動いている。楽しみだ。

そして、なんだかちょうど300枚ほどあった僕の名刺が底を尽きた。
毎度、お世話になっている修美社さんに追加の名刺をお願いしている。


肩書きを消す

名刺の肩書きから「プランナー」を消した。肩書きがない名刺になる。
僕とよく遊んでくれている人は、たまに聞くかもしれない。個人的な僕の使命は「プランナーという肩書きを日本から消す」ということ。アイデアを生み出す作業をいろんな人のスキルにしていきたいと思っている。

理由は簡単で、そっちの方が面白い未来になると思うから。
何か特殊技能的に見られるプランナーという仕事は、大して特別ではなく他の人より考えることが好きだったり、想像することが好きな人ってことくらい。僕は僕の職種を日本から消そうと目論んでいる。

であれば、まず僕がプランナーと名乗るのをやめちゃおうと思った。
社長してるし代表取締役とか書いとけば?ともいわれるが、あまりそれが好きじゃない。前職でもそれを記載してない。というか一度もない。

最近はコンセプトを作る仕事もめっちゃ多いのでコンセプターとか書いたら良いかなと思ったけど、なんか気持ち悪い。なしだ、なし。名前だけでいい。という流れである。


肩書きの外へ

松倉さんはなんの仕事してるんですか?の質問にわかんねーっすという返答がデフォである。面白ければなんだってやりたい。結果、何屋かわらかない。便利屋ですか?とたまに聞いてくる人いるけど、お前の会社ごと消し飛ばそうか?というスルーを決め込む。

ブランドの立ち上げもするし、広報戦略も書く、コンセプトも作るし、広告のアイデアを売る、地域にノウハウを教えるし、人材育成もする、クリエイティブの統括もすれば、キュレーションもするし、公演開発も、施設開発もする。もう面白ければやる。そこに自分たちの必要性があればやる。

そんな淡い輪郭の頑ななこだわりを続けた結果、説明放棄せざるを得ない状況に至らせていただき、この場に肩書きを捨てることになりました。
はぁ、清々しい。まつくらすばるです。以上。


縛られたくない、縛らせない

これまで肩書きで縛られることが多く、そこ起点で一度仕事すると、相手から理解され、プランナーなんですがなんか色々やってしまう人ですという紹介になる。最近は仕事つながりの仲間たちが売り込んでくれる。ありがたいから、僕も彼らを売り込むという良い循環がある。

僕は性格的に縛られたくない。飲み屋でもふといなくなることに仲間たちは気付いているし、お腹でも空いたんでしょうとか、眠たくなったんだろうと諦めていただいている。僕も気づけば真夜中に蕎麦啜っていたり、布団でスヤーット寝ていたりするので持つべきものは友だと本当に思う。

肩書きを捨てたことでなんだかすごく個人的だけど名実ともに縛らせないぞ!という公言ができたんじゃないかと思っている。肩書きは捨てました。そう言えるのが今はなんか心地がいい。

そんなこんなでプランナーという肩書きを捨てると同時に明日から80名中の50名ほどにアイデアのワークショップを6時間ほどぶっ通しでやってくる。
狼煙をあげていく。このアイデア考えたい様々な人たちとともに同時に80の脳を動かして、企業の課題や社会の問題の解決の糸口を探る試み。

10月までの実験的な運営で継続を判断。それまで試すべきことは全て試す!
なんとなく個人的にプランナーを捨て、新しい挑戦のスタート。
結果残すぜ。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。