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多忙な人こそオススメな「Focus Day」

この記事を読む前に

プランナーって15−20案件ぐらいが常に並走しているのが、このお仕事なんですが(人によって違うかもですが…)、デザイナーさんやエンジニアさんだと、手を動かして作る物理的にかかる作業時間が膨大なので、僕のような同時にこんなに走らせたら1週間で3回くらい死ねるレベルにつき、参考にならないと思います。

なんか、ひろーく、ながーく、色々な物事に携わる人には向いてる方法なので、ちげーわ!って人はバックスペース押して他の良さげな記事を読んでください。

今日はなんの日かを決める

結論からいうと、「今日は○○の日」と決めてしまう方法です。これを僕はFocus Dayと(一人で)呼んでいます。

いろんな物事が同時平行で動くと、タスクが入り乱れませんか?関わるプロジェクトのゴールが何だったのかを都度思い出す必要があったり、切り替えの時間ロスが結構バカにならないというのが経験則です。

そこで、ある時から「Focus Day=その日定めたことを集中してやる」ということをやりはじめたら、ものすっごい効率が良くなり、深掘りできるようになったので今日はその簡単な方法を紹介します。

日曜日にFocus Dayを設定する

僕の場合、来週のタスクを日曜日の夜にざっとマッピングします。
いったんTodoのインボックスに未整理のタスクを放り込み続けて、その棚卸を日曜日の夜にやるという方法です。これはよくあります。

その際、翌週の打ち合わせや外出などのスケジュールを見て、出来るだけ作業現場に居続けることができる日を探します。僕の場合、できれば2日は最低限確保しようと勤めてます。もちろん無理な週もありますが。

火曜日と木曜日が1日デスクにいれるぞ!と分かれば、そこをFocus Dayとします。そして、今動いているプロジェクトの中でゴールに対して解像度が一番低いもの(予定外のリスクが生まれそうなもの)を当てていきます。

例えば2個、新しいプロジェクトがあったとして、どちらもこれから始まるものだとすると、1案件1Focus Dayの割り当てを行います。

カレンダーに登録する

体育の日とかと同じように終日イベントとして「○○の日」といれてしまいます。

その日は朝から晩まで、この日に割り当てられた案件だけを考えます。すごい簡単な事かと思うのですが、意外と1日1個だけを集中してやる日ってないんです。なのでグッと集中して細かく見て行くと、もっと詰めるべき場所や課題の場所が新たに出てきたり、先回りしてデザイナーさんやエンジニアさんなどに技術的相談を展開することができます。

Focus Dayはできるだけ他のやりとりもスルー

フォーカスしていても、色々な連絡がきます。
1時間と決めて、それらの返信をするでもいいですし、僕の場合レスは1日遅れようが、大きな問題ないと思っているので(緊急対応は別ですが、これやってればそういうケースも潰せる)明日に回します。

とりあえず、その日は、割り当てられたプロジェクトだけに集中する。

こんだけ

まじこんだけっす。なんだけど、意外と「そのことだけ!」と決めて仕事することってありますか?意外とないんですよ。で、出来るならこのFocus Dayにプロジェクトの中でクライアントよりも先行して先々まで見通すことまでを目指します。

理想は平日全てが○○の日って決めれたら、もっと密度あがるんですが、まだそこまで一人でやれる感じではなくスタッフを入れないと厳しいなという感じ。案件多くて困ってたりする人は一度勇気を出してやってみることをお勧めします。めちゃくちゃシンプルだけで割と他をシャットアウトするのって勇気がいるのでやってる人は少ない。やったら色々楽になります。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。