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ラテン語の格言 (14) 「未知なものすべてが壮大に見える」

Omne ignotum pro magnifico est.
 (未知なものすべてが壮大に見える)
 ※古代ローマのタキトゥスの言葉

「未知なものすべてが壮大に見える」という格言は、人間の知識や経験の限界に対する洞察を表しています。未知のものに対する畏敬の念や好奇心は、私たちの想像力を刺激し、無限の可能性を感じさせます。この格言は、未知を理解しようとする人間の本能的な探究心が、科学や芸術などの進歩の原動力であることを強調します。また、私たちの知識が限られることを自覚し、謙虚さを保ちつつ学び続ける重要性も示唆しています。これは、知識の追求が終わりのない旅であることを象徴しているのです。

Si sapis, sis apis.
 (賢明な人は働き蜂になるべし)
 ※語呂合わせの一種ですが英語の訳文も ~be a bee.

Omnes artes quae ad humanitatem habent commune vinculum.
 (人間性が絡むすべての学問が持つ共通点は「絆」である)

Amicitia sal vitae.
 (友情は人生の薬)

Disce quasi semper victurus.
 (永遠に生きるつもりで学ぼう)

Adversus solem ne loquitor.
 (太陽に文句を言っても無駄)

Vis medicatrix naturae.
 (自然には癒しの力がある)
 ※水にも石にも金属にも

Velle est posse.
 (意思を持っていればいずれ可能になる)

Respice, adspice, prospice.
 (過去を考え、現在を考え、そして未来を考えよう)

(2010年5月24日から6月6日)

未知なものすべてが壮大に見える

続き
ラテン語の格言 (15) 「小さな過ちの後に大きな過ちが起こる」


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