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Web広告出稿時に理解しておきたい『リーセンシー』


■「4大メディア」による影響で生じる『リーセンシー効果』

直前に見聞きした広告が影響して買ってしまう!?『リーセンシー効果』

「テレビCMやDM(ダイレクトメール)で見た商品を出掛け先で見つけて思わず買ってしまった」「店舗入り口のPOPを見て商品を手にとった」などが例として挙げられる、消費者が直前に見たり聞いたりした広告が、購買行動に影響を与える効果のことを『リーセンシー効果』(※1)と呼ばれています。

※1:直前に見聞きした広告が影響して買ってしまう!?『リーセンシー効果』

テレビ、新聞、ラジオ、雑誌という一般的に『4大メディア』と呼ばれている媒体による影響を指しますが、Web広告の領域でも「リーセンシー」という用語が用いられています。

■Web広告領域における「リーセンシー」とは?

同一の広告が接触する間隔=リーセンシー

Web広告の領域における「リーセンシー」とは、ユーザーがWeb広告にどの程度接触するかを測定する指標を意味しています。
ユーザーに対して同じ広告が接触する間隔とも言えます。

例えば、「日に何度も同様のWeb広告を見かける(表示される)」ケースは、広告の配信元企業が「リーセンシーを短く設定している」ということです。

このリーセンシーを活用することで、Web広告における購買促進という効果を高める可能性が高まります。一般的に「リーセンシーを短くする」ことで、広告効果が高まるとされています。

■リーセンシーと混同しがちな「フリークエンシー」

広告を掲載表示する頻度=フリークエンシー

リーセンシーと混同しがちなのが「フリークエンシー」

フリークエンシーとは、同じユーザーに対して広告を掲載する頻度のことです。広告の配信元からすると、ユーザーの広告への接触頻度とも言えます。

受け手のユーザー次第になりますが、一般的に短期間に何度も同じ広告を目にすると、しつこさや悪い印象を感じることがあります。
また、Webサイトへの訪問から日数が短いほど、ユーザーのモチベーションがあるため、広告が表示・接触することで購買意欲を促す可能性があります。

Web広告を運用する際には、このフリークエンシーを設定して、同一ユーザーに対する広告の接触頻度を調整することが必要です。

フリークエンシーを調整することを「フリークエンシーコントロール」、フリークエンシーが一定の回数になった際に広告表示を停止する機能を「フリークエンシーキャップ」と呼びます。

つまり、リーセンシー=広告を掲載する間隔、フリークエンシー=広告を掲載表示する頻度と言えます。

■「リーセンシー」の活用例

購買意欲を高める効果が見込めるリーセンシー

Web広告領域で「リーセンシー」を活用することによって、購買意欲を促す可能性が高まります。

例えば、同じ商品・サービスのWeb広告に何度も接触することで、その商品・サービスが気になって問い合わせる、注文・購入するというケースが挙げられます。

ちなみに、この何度も接触することで心理効果を発揮するのは『ザイオンス効果』(※2)と呼ばれています。

※2:何度も何度も繰り返して接することで相手の興味を引き寄せる!?『ザイオンス効果』

◆代表例は『リターゲティング広告』

サイトやページに再度来訪・想起を促すリターゲティング広告

Web広告領域において、リーセンシーを活用する代表例は『リターゲティング広告』です。

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