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おいかぜ柴田の「だれかのおいかぜになる」

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株式会社おいかぜ代表の柴田一哉がお届けする「だれかのおいかぜになる」。「日々のこと」「仕事のこと」「本のこと」「思考のこと」そんなかたまりをつくって「おいかぜになること」をみなさ… もっと読む
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記事一覧

うちの社内報

新年あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いします。 年始は何かと心が痛む出来事が多く、犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞いの気持ちでいっぱいです。被災地域のみなさまの安全確保、そして一日も早い復旧・復興を心より願っております。 新年1つ目のnoteが社内報かよという気もしますが、おいかぜの社内報は手書きで手描きです。ボクを含めたプロジェクトメンバー4人が中心となって2023年は3号つくりました。ボクが木村

”最近会社に行ってません”っておはなし

最近会社に行ってません。 こう書くと登校?登社?拒否の人みたいですが、いろいろ理由があってのことではあったりします。前期20期の後半、ボクは社内の調整ごとに奔走していました。ボクは割と現場での細かい調整が得意なタイプ。周りのみんなからもそういう立場を求められるので、社長というよりは現場のマネージャー的な動きをしていたんですね。なぜ会社に行かなくなったかをわかりやすく言うとボクのマネージャー的な立ち回りが20期の後半くらいから決定的にうまくいかなくなったんです。こう書くとやっ

”世の中のスナップショットをとる感覚がボクの情報処理を捉え直すきっかけになるかもしれない”っておはなし

みなさんは毎日どんな方法で世の中の出来事をキャッチアップしているでしょう? テレビ?ラジオ?iPhoneのニュースアプリ?Twitter・Instagram・TikTokなどのSNS?ほんとにいろいろな方法があります。 ボクたちの情報摂取の方法はこの20年、いや30年で大きく変わりました。既存のテレビ・ラジオ・新聞などのメディアをベースに、インターネットの登場と普及、スマートフォンを中心としたユビキタス社会の到来、それらによって各画面では情報が更新され続け、ボクたちの身体

”身体性を伴う情報化と世の中のスナップショットをとる感覚、どちらも併せ持つことがこれからを生き抜く知恵かもしれない”っておはなし

梅雨もそろそろ終盤というこの時期、7月に入ると祇園祭がはじまります。 京都は宵山、山鉾巡行の日付あたりが梅雨明けということが多く、街に祇園囃子が響き始めると「夏がそこまでやってきているなぁ」と感じます。夏の風物詩ですね。 ボク自身としては夏はそんなに好みではなく、冬の方が性に合っています。好きな時期は秋から冬への移り変わりの頃、赤や黄に色づいた木々がどんどん色が無くなってモノクロになっていく様子、少しずつ気温が下がって寒くなっていく感じが好きです。 昔は夏が嫌いでした。

”マネジメントで大切にしているある一つのこと”のおはなし

弊社株式会社おいかぜは本日仕事始めです。 西院本社では毎年ご近所さんの春日神社に初詣に行きます。いつから行き始めたのか覚えていないけれど恒例行事になっています。それぞれでお参りしたあと、ボクは毎年この神社でおみくじを引きます。今年は末吉。取り引きが「今すぐの利益はない」ってなってました。ってことはいつかは利益が出るはず、ポジティブにいきます。はい。でもすぐに忘れてしまうのでこの結果に意味はないかもしれませんが一応ね。 さて。 今日はボクが「”マネジメントで大切にしている

"情報発信って筋持久力と筋瞬発力がいるよね"っておはなし

トップの画像は最終営業日後の納会ホームタップ部の様子を横井さんが撮影してくれた1枚。お気に入りです。なんだか今年1年おつかれさまって雰囲気があって、素敵な1枚なのでトップ画像にしてみました。 さて本日は2022年の大晦日。 子どもたちが大晦日テンションが騒がしく、リビングでは紅白歌合戦が賑やかに流れ、ボクはこの1年を振り返るべく自室に篭っています。今年もいろんなことがありましたってのはもはや言うまでもなく、おいかぜを去っていった人、新しくおいかぜに入ってきてくれた人、お仕

20年目もだれかのおいかぜになるために

株式会社おいかぜの第20期がはじまりました。 ボクが「もうすぐ20周年で…」って早くから言い過ぎたせいで「おいかぜさん20周年おめでとうございます!」ってお声がけいただくことがあるんですが、まだちょっと先なんです…すいません。 どうなんだろう、周年っていろんな解釈があるかもですが、おいかぜ的にはボク的には第21期が20周年という定義でおります。つまりあと1年後です。 前期は広報室のチームビルディングを中心にやっていましたが一進一退。上手くいっていることもあるけれど、上手

”おいかぜさーんって気軽に声を掛けてほしい”というおはなし

最近なぜか京都の北部地域でのご相談が多く、車で出向く日が続いているのですが、道中のあまりの夏休み感に仕事を忘れてしまいそうです。 夏が苦手なボクでも、抜けるような青空、木々の緑の色の濃さに素敵だなって、だからって夏が好きになるわけではないんですけど。 例年の京都の梅雨明けは祇園祭の前祭あたりですが、今年はなんだか変な夏のはじまりでしたね。梅雨のあとの酷暑のあとの台風からのまた酷暑。こりゃ調子が狂うわけです。日毎に気圧は乱高下しておりましたが、みなさま体調はいかがでしょう?

人材の教育における"メタ化"と"カテゴリー化"の考察について

久しぶりの自分の頭の中にあることを言語化するタイム。 このnoteの記事、2020年4月から1年間、毎週1記事を書いていました。そして2021年4月からはほとんど書かないという1年を過ごし、再び書くターンに戻ってきた2022年4月です。それも月末。 直近の年末からこの年度末にかけては、毎年の如く忙しいことには変わりなかったのですが、去年の同じ時期に比べて随分マシだった気がします。いろんな理由があると思うんだけれど、たぶん一番の理由は毎週開催するようになった”リソースMTG

19年目も”だれかのおいかぜになる”ために

株式会社おいかぜの第19期がはじまりました。 第19期スタートの日の朝一番に役員3人で打ち合わせというかリモート雑談をしました。第18期を良い結果で終われたこと、まずはこの2人の尽力に感謝が言いたかった、そして今期はおいかぜとしてこんなふうにやっていきたいって話がしたかったのです。 この1年は”地固めの1年にしたい”ってこと、そんなことを話しました。 ボクは割といつも”地固め”しているようなタイプの経営者ではあるのですが、第19期の1年はもっともっと”地固め”を意識して

”プロセスを紡ぎ続けることがプロセスそのもので、すべてのプロセスはコンテンツになっていく”というおはなし

去年の4月1日に初めて投稿したこのnoteの記事が今回で50回目を迎えました。 たくさん投稿すること、投稿を続けることが必ずしも正しさではないけれど”50回毎週アップする”という自分との約束を守れたことをまずは素直に喜んでいます。そして何より毎週自分の心と向き合って”だれかのおいかぜになる”ってことを、つまりは自分の会社のことを言語化できたことは、ボクや会社にとってとても有意義でした。 「辛い!もう書けない!」みたいなことを乗り越えてここまでやってきました、ってことはまっ

”働く場所の遍在化による、働く時間の細分化の視点の移動について”のおはなし

先週の金曜日にとあるイベントに登壇しました。 立場的に人前で話すことはよくあるんだけれど、イベント登壇ってあんまりなくって、ましてやオンラインイベントだったりして、慣れないことも多かったけれど、いろいろ新鮮で刺激的で楽しい時間でした。場所はウエダ本社さんのTRAFFFIC。すごく素敵な空間で、普段であればイベント参加者も交えて賑やかになっているんだろうなと想像してみたり。みんなでワイワイしながらイベントができる、そんな日が早く来たらいいですよね。 当日は”オンラインメディ

”街に佇み・意思を持ってコミュニティを形成していく・人の思いや生活の只中に存在するような場所って素敵だね”というおはなし

先週のある日、怒涛の年度末の最中、名古屋に行ってきました。 緊急事態宣言が出ているのに何やってんだ!っていうお叱りも覚悟の上で、あるお店の開店のお祝いに。”TOUTEN BOOKSTORE”というボクが鷗来堂のお手伝いをしていたときにスタッフとして頑張ってくれていた古賀さんの新しいお店・本屋さんです。 店舗の設計・デザインは國重くん(通称ちゅーたくん)で、HummingBird Bookshelf 四条烏丸店の立ち上げや運営も一緒にやってきた元仲間たちの新しいお店ってわけ

ボクがみんなの話を聞き書くことで”会社の人格を育てていく”おはなし

毎週月曜日にnoteの記事をアップするようになって、今回で47週目になりました。 とりあえず50回続けてみようって思って始めてみて、そろそろゴールが見えてきたように思います。あと3回、つまりあと3週間後に目標達成ではあるのですが、このまま”はい!おわり!”ってわけにもいかない気がしていて、40回目を過ぎたあたりから次の50回のことを考えはじめていました。そして先週くらいに決めました。 次の50回はボクがスタッフに取材をして、その内容を自分で文章にしてみようと思っています。