僕は老人ホームで働いている。

最近入職された方で、
いろいろな取り組みをされる職員さんがいる。

みんなが使う表を見やすくしたり、
お部屋の掃除がしやすいように物品を揃えたり。

多分、事務所側へのアピールもある。
昇級に向けて、とか。

それは、いいと思う。
向上心を持って仕事をされ、
それをアピールすることは、なんら問題ない。

（ちょっとアピールが強いな、とは思ってました）

その新しい職員さん、
つい先日、下手すれば命に関わる、
結構やってはいけない事故を起こしてしまった。

たまたま大事には至らなかったが、
あくまでたまたま。

注意すべきところは注意させていただいた。

とはいえ、
（その事故は肯定しませんが、）
失敗は、ある。

その一回の失敗で、
判断なんてしないんだけども、

一部の職員さんたちは、違った。

前からいる職員さんが
仕事をしていないとは思っていないが、
新しく来た方が努力をしているのは確か。

その努力が、疎ましかったのかな。

今回のその事故を、
いかに大きな事故だったかを、
一生懸命に伝えてこられた。

わかってる、わかってますよ。
危ないことですよね。

素直に、なぜ受け入れることができないのか。

アピールの強さが、鼻についたのかもしれない。

でもたぶん大元は、

人は、変化を嫌う。

なるべく、同じままでいようとする。

その人が頑張るほど、
変化してしまう。

それが、怖い、のかな。と思った。

なんでもかんでも
変えればいいってもんではないけども、

多分何もしなくても、
時代は変わっていってる。

流されまいと、
変化の波に逆らって、

食らいつく。

もうダメだよ。
変わるよ。

コロナだってそう。

コロナ自体は肯定なんて絶対しないけども、

変える力としては、凄まじかった。

今も。

なんでも変えようとは、思ってないけども。

変わったって、いいんじゃないかなぁ。

もう、変わってるんだから。

ずっと変わらない方が難しい。