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カフェで書く日記と、アストロマップ

人が多いところに行くほど、周りの人をじっくり観察したくなる。
私が知らない世界がたくさんあって、その世界のなかで生きている人がたくさんいて。
その人の群れにいるほど、自分の中の価値観が否定されていくみたいで、それがとても心地よいときもあるし、恐ろしいこともある。

カフェにいると、他人を観察してしまう。
色々な人がいる。なんかフラフラしている店員さんに、お洒落をした綺麗な女の人。謎にジェスチャーしながら話しているスーツの男性。
少し回りを見ただけで、こんなに変な人たちがいる。その変な人たちが、それぞれに運命の星を歩んでいるのだと思うと、ドキドキする。
彼らの歩む人生や価値観は、一体どんなものなんだろう。人の数だけ人生観があって、互いに共鳴し合いながら物語を紡いでいく様子は、連星や重力波みたい。人の人生は宇宙そのものだ。


ところで、今、私はAstromapのMC火星トラインの場所に来てこれを書いている。
今住んでいる場所より少し都会だから、色々な人がカフェに来ていて、田舎のカフェの、人間の種類が一辺倒な様子とは違って面白い。
小学生の頃、ここに住んでいた。昔の友達は、今も元気にしているだろうか…
ここで起こったことは、本当に興味深いものだった。
勉強の成績も習っていたピアノも、謎に得意だった百人一首も、全てここで開花した。具体的に言うと、住んでいたたった二年の間に、賞賛されるような状況を手に入れたと言って良い。まあ、それは結局、私が望んだ結果ではなく、親の要望にひたすら答え続けていただけだったので、最終的には土星が来て全て手放さざるを得なかったが…。

それから、彼氏は出来なかったけど、初めて告白された。まあ、告白するなら引っ越しの直前じゃ意味ないだろとも思うけど。それから、無理矢理キスしようとして来て断ったら無視するのは流石に止めてほしかった。勇気を出して告白してきてくれたのに無下に断ったようで、少し心が痛かった。
12ハウス天秤座火星だからか、男性とはあまり縁がない…というより、この場所を去ってから男性との縁がまるっきり無くなった。

…さっき気がついたことだが、ここの住民と話すとき私はいつになくリスのように警戒している。怖くて無意識に愛想を振り撒いている感じがするのだ。そういえば、昔ここに引っ越した当初の写真も謎に目がウルウルしていた。警戒しているせいではあると思うが、目(火星)がウルウル(天秤座的に愛想を振り撒き、12ハウスのように魚座化している)と言えるかもしれない笑笑。

この場所にいると、他人との違いがあまり気にならない。むしろ、他者との違いを積極的に…悪感情抜きで見つけようとしている。
承認欲求の塊である私が、他者との違いを気にせずに自然体でいられる場所も珍しい。まあ、違いを気にしなさすぎて、いつの間にか居てはいけない場所にいることもあるので気を付けた方がいいけれど。MC火星…この場所の問題は自分が社会的に成功してしまうので、迫る危険…心理的なものを含め…に気がつきにくいということだ。その場所を去った瞬間に、ガタが来る。

子供の頃から転勤を繰り返していた。だからなのか、占星術のアストロマップを知って、これまで住んでいた場所が体験とよく合致していることに驚いたものだ。もう一つ、アストロマップの体験に心当たりがあるので、それについて書こうと思う。

小学一年生の頃だったか、天王星がアセンダントとスクエアになる場所に住んでいた。
多分、私のアイデンティティ…それも、歪んだアイデンティティーが育ったのはこの場所だった。
当時、私の母は一人で子供三人を育てるのに限界を感じていた。弟は発達障がいが疑われていたし、父親は全く母親を手伝おうとせず、家に帰るとゲーム三昧。何度か両親の凄まじい喧嘩に遭遇したことがある。小学生だったが、初めて自殺しよう、家出しようと考えたのもこのときだった。母が辛い思いをしているのは、私が存在しているせいだと本気で思っていた。そう直接言われていたし。母はよく発狂していて、謎の奇声を上げながら私の髪を引っ付かんでブンブン振り回していたらしい。(父後日談)
まあ、そうなるわな…(-""-;)

この時公文とピアノを始めたのだが、公文では算数と英語でしょっちゅう計算や読み方を間違えるのが悔しかったのを覚えている。スポーツも、スピードスケートを習い始めた。
負けず嫌い自体は悪いことでは無かったが、私にとっての問題は妹がとても優秀で、しょっちゅう比べられては頑張りなさいと謎のハッパをかけられていたことだ。私本人は必死だし、どれだけ頑張っても妹は死にものぐるいで付いてくる。で、年上の私だけがバカにされる。
このループが続くうちに、いつの間にか妹が習わなかった英語以外の、スポーツ含め全ての科目が嫌いになってしまった。因みに、妹は英語を後から始めたものの、親に私の英単語の発音の良さと散々比べられた結果心が折れて全く勉強しなくなった。英語なんて、ただのコミュニケーションツールの一つにすぎないのに、好きも嫌いもあるものかと今振り替えるとバカらしくなるが。嫌いになる理由が劣等コンプレックスだなんて、学問をする者にとってこれ以上に悲惨なことはない。世界を知るために学問をするのに、周囲があまりにも教養がないために、才能があっても栄養不足で蕾のまま枯れてしまう。

私の場合、負った傷は深く心に根差し、高校生で不登校になるまで放っておかれた…いや、放っておかれたのではなく、その後紆余曲折を経て引っ越したMC火星トラインの土地で、その傷を覆い隠して無理に頑張った結果、不満が爆発して学校にいくことすら出来なくなった。社会性は治ったが、心は現在も治療中である。

元々私のネイタルホロスコープではIC天王星合であり、左回りのハウスでは…表面的には、ICは月の影響の始まりを示しているので「過去によって与えられたもの」を示すアイデンティティーはあの時形成されたんだな…と思う。

しかし、いつも自分に言い聞かせることだが、
「何が与えられたかではなく、与えられたものをどう使うかが重要」だ。だから、過去は過去として、現在を見て生きなければならない。
結局、ネイタルホロスコープは生まれたときに与えられた受け身の運命の結果しか示さない。
分析するのは必要なことではあるけど、月の時代の絶望に囚われること無く、自分の人生を生きていきたいと思う…


まとめ

ホロスコープは叡知の宝庫✨
あと、アストロマップ凄すぎる(*´∇`*)












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