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RTAinJapanWinter2023でPizzaTowerを走った感想等

1 はじめに

 こんにちは。SCRB《スカラベ》と申します。標題のとおり、2023年12月28日に RTAinJapanWinter2023(以下、RiJ)において、PizzaTowerの走者を担当しました。
 本当に、本当に良いご縁に恵まれ、2連続の解説参加からの、3回目にしてようやく走者としての採用となりました。とてもありがたい話です。
(この冒頭部分もすっかり使い回しが板についてきました。)

 例によって、長い上に他の方が見て参考になる要素等は皆無です。ただの自分語りです。また、解説(ややこしいのでこの記事では便宜上解説と呼称させていただきます。)を担当していただいたEiPさんにも記事の内容は確認していただいております。

 以下、アーカイブです。是非見てください。


2 PizzaTowerのスピードランについて

 私が始めたのは2023年の5月くらいだったと思います(このゲームの発売は2023年1月)。初見プレイ自体は2月ごろに行っていたのですが、その時はスーパーマリオ3DワールドやTUNICのRTAに力を入れていたため、RTAはやっていませんでした。ただ、初見プレイの時点で絶対にRTAをやったら面白いという確信があったので、いずれはやるだろうな、とは思っていました。

 後程、3DワールドやTUNICの記録狙いが厳しくなってきた頃合いに息抜きに始めてみたのですが、そのまま沼にハマったという感じですね。このゲームを起動しない日は無いというくらいに遊びました。今も遊んでいます。


3 夏のRiJ応募について

 結論から言うと応募を見送りました。

 
このゲームのRTAは乱数要素がほとんどなく、練習すればするほど記録が伸びていき、成長が実感できる良いRTAです。このまま練習を続ければ冬にはもっといいパフォーマンスが出来るであろうという考えから見送った形になります。
 実際、夏の応募タイミングと冬の応募タイミングとで、約8分くらいは記録が縮まっております(レギュレーションが変わっているので一概に比較はできませんが…)。

 落選することを一切考えていないあたりは非常に考えが浅いですね。


4 冬のRiJ応募について

 夏の時点ではあんなに強気だったにも関わらず、冬の時点では実はちょっと弱気でした。その時点で自分より早い日本人の方がいたからですね。

 余談ですが、厳密には夏の時点でも私より早い日本人の方はおりましたが、その方はPizzaTowerより走りたい作品があるということで、PizzaTowerの応募はしないと聞いておりました。
 その方とは、今回のRiJで「LAPIN」を走った鈴原ひのさんです。練習始めたての頃は色々と教えて下さり、本当に助かりました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

 で、色々考え方はあると思いますが、自分は「イベントには記録の早い人が出た方がよい」という考えの持ち主なので、その方が出るなら絶対にその方が良いだろうと思っておりました。しかし「応募しないんですか?」と聞くのもなんだかいやらしい感じがして、様子を窺っていたのですが、応募はなさそうだったので自分が応募したという感じですね。
 やや消極的な理由のように見えますが、もちろん応募するからには全力で取り組むつもりだったし、実際そうしたことは言うまでもありません。

 落選することを一切考えていないあたりは非常に考えが浅いですね。でも結局受かったので問題なしです。ラッキーですね。


5 諸々の準備等について

 何といってもピザヘッドさんことEiPさんにご協力いただけたことが非常に大きいです。EiPさん抜きではこのパフォーマンスは出来なかったと思います。感謝してもしきれません

 これまでの解説の経験や、イベントの出演経験等があるので、ぶっちゃけ一人でも何とかなるだろうと思っておりましたし、実際ギリギリまで一人で走りも解説も担うつもりでした。が、どうも小さくまとまった感じになってしまいそうという懸念もあり、少し悩んでいました

 前々から配信では話題にしていたのですが、PizzaTowerは海外と比較すると、日本における知名度が低い、というか低すぎると私は思っておりました。こんなに面白いゲームなのに勿体ない!
 
RiJで多くの人に知ってもらい、絶対にこのゲームをバズらせてやるという謎の義務感が生まれていたこともあり、何かインパクトがあるパフォーマンスをしたいなあと思いながらも、特に何も思い付きはしませんでした。

 話は変わりますが、EiPさんは「SCRB兄貴がペッピーノの恰好するなら、自分はピザの格好してPizzaTowerの応援に行きたいですね~」みたいなことを仰っておりました。ピザの格好ってなんだ…?と思いながらも、ある日DMが届きます。 

だいぶ雑な加工してますが、まあ雰囲気は伝わると思います

 自分に足りなかったのはコレだ!と、雷に打たれたような感覚がしました。すぐさま、その格好で隣に座ってくださいとお願いをしました
 EiPさんは翌日(29日)に2本も走ることを知っておきながら、かなり無茶なお願いをしたと今でも思っております。隣に座ってるだけで良いです、とまで言いました。呼びつけておいてかなり失礼なこと言ってますね…
 
それにも関わらず、自分で良ければと快諾をしていただき、感謝の念に堪えません。本当にありがとうございました。


6 本番

 打ち合わせ無しで本番に臨みました。良い度胸してますね。EiPさんが本番開始30秒くらい前に自己紹介の内容をスマホにメモっていたのを覚えております。唯一事前に打ち合わせをしていた部分がラスボス戦で顔を見合わせるシーンです。これは中々好評だったようで良かったです。
 と、打ち合わせは全然していなかったわけですが、口数は少ないながらも、ここぞという場面で助け舟を出していただき、非常に助かりました。
 
RTAをやっていると感覚がマヒしてきて、こんな内容(今回の場合はペッピーノの基礎アクション、ステージギミックなど)わざわざ説明するまでもないだろうという考えに陥りがちなのですが、その辺を視聴者目線で上手くカバーしていただいたなと思っております。個人的には私のピザのカロリー0理論に対する「そうかも~」が好きです。あれが咄嗟に出てくるあたり流石だなと思いました。
 どうしても私が話している量が多いので、「隣のピザ全然喋らないじゃん」みたいなコメントもありましたが、それは違います。本当に必要なポイントで発言をしていただいたのです。アドリブで。
 
 
ちなみに走りは結構よかったです。細かいミスはありましたが、良く解説しながら1時間7分台を出せたなって感じです。特に言うことは無いです。

 また、アーカイブを見た方にはわかるかと思いますが、今回はBGMを聴いて欲しいという想いがあったため、音響さんにゲーム音を大き目でお願いします、と我儘を言いました。そうしたら、It's Pizza Timeの部分(+α)だけ、ゲーム音を上げるという細やかな配慮をしていただきました。ありがたいですね。


7 反響・まとめ

 おかげさまで「BGMが良い」「疾走感が凄い」「アニメーションが面白い」等々、かなり好評だったように思えます。
 本番が終わった後からちょこちょこサーチをかけているのですが、ゲームを買った、サントラを買った、セットで買った(!)等のポストを多く見かけるような気がします。BGMが耳から離れなくなったというポストもあり、作戦通りですね(笑)。私の個人配信でも「RiJを見てゲーム買ったよ」とコメントをくださる方もチラホラおり、嬉しい限りです。やはり面白いゲームは知れ渡ってほしいですからね。
 正直、RiJ等のイベントで「このゲーム買ってね~」はお約束というか、自分で言っておきながら実際に買う人がいるかどうか甚だ疑問ではあったのですが、改めてこのゲームのポテンシャルの高さを感じた次第です。

 海外の走者(モデレーター)からも、「君がRiJに出てくれたおかげで、日本でもっとPizzaTowerが広まると思うよ!ありがとう!(意訳)」みたいなことを言われ、披露できて良かったなと思いました。(余談ですが、左上の我々のワイプ部分が切り抜かれて海外PizzaTowerディスコードサーバーに晒し上げられておりました。なんということだ…)

 本当に楽しいゲームなので、是非遊んでみてください。


 今回で、RTAを始めた時にぼんやりと掲げた「RiJに走者として参加する」という目標は達成できた形になります。しかしながら、RTAをしている内にイベントに出るということよりも、自分で納得のいく記録をしっかり追い求めていきたいという気持ちの方が強くなってきたように思います。ここをゴールとせず、更なる精進をするとともに、色々なゲームを楽しんでいきたいと思います。

 …すいません恰好つけました。イベントも出たいです。

 最後に、EiPさん、RiJ運営・ボランティアの皆様、会場で盛り上げてくれた皆様、配信でご覧いただいた皆様、アーカイブでご覧いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。


走者 SCRB
X   : https://twitter.com/scarab0209
Twitch: https://www.twitch.tv/scrb_0

解説 EiP
X        : https://twitter.com/smb2_aiai
Twitch: https://www.twitch.tv/eip25


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