こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。

2000年5月1日にフリーランスはじめてから25年目に突入しました。自分がやってきたことが積み上がっていくのは嬉しいです。商売を継続させる難しさはよくわかってるつもりなので素直に喜びたいと思ってます。ヒット作とか代表作とかないし、音楽的に凄いことができてるわけじゃないし、全然儲かってないけど、事務所無所属のフリーランスで25年続けるのは簡単ではないので、まぁまぁ頑張ってるんじゃないかと思います笑

これだけ長く続いたのは正直運が大きいと思います。人との出会いも良いし、いろんな業界の仕事も出来てるし、良いタイミングに良い仕事が来て、うまくキャリアを積み上げてこれました。自分の能力以上の仕事たくさんさせてもらってるし、これ以上そんなに望んでることはないです。十分です。ビジネスとか経営のノウハウもいまだにないので大きなことは出来ないですが、それでもいい感じにいろんな作品に参加させてもらってます。

まだまだ人生残ってますし、生活もしていかないといけないし、音楽も続けていきたいので、引き続きフリーランス頑張っていこうと思ってます。

一応、24年もフリーランス続いたので、長く続けるために意識してることを書いてみようと思います。3年とか10年くらい続いてる人は多いけど、20年以上って人は珍しいと思うので、少しくらいは貴重な気がしてます。笑

フリーランスと言っても多様で人それぞれ働き方が違うので、僕の話が直接役に立つのかどうかわかりませんが、、、読んでみてください！


10項目あります！

●一番、営業になること

仕事を続けていくには、依頼が継続していく必要があります。「どうやって営業して広げていこうか」という悩みが出てくると思いますが、結局、今やってる案件としっかり向き合い、良い仕事をすることが一番大事だとつくづく思います。今ある仕事を疎かにする人っているんです。気の緩みなのか、もう仕事来てるからこのクライアントは安心みたいな。あれダメだと思います。続いてる相手ほど丁寧に真剣に仕事するのが良いです。

仕事は結果も大事だし、クライアントとどういう風に制作を進めていくかも大事です。特にクライアントからの信頼度が一気に増す時って、何か一緒に成功体験した時な気がします。担当ディレクターはその仕事のおかげで１ランク上の仕事するようになり、その仕事にまた呼ばれたりして自分もひとつ大きな仕事ができるようになることもあります。

新規で仕事取ろうと思うと、営業先にプレゼンして信頼を勝ち取らないといけません。新規依頼獲得に繋げるのは相当大変です。もちろんソレも大事ですが、今やってる案件をしっかりちゃんとやれば、仕事が終わった時に評価があがりますし、そこから人脈も広がります(これが結構大事)。仕事は次につながるプレゼンだと思っていつも制作してます。

●取引先をちゃんと選ぶ