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10月、いろいろと仕事が動き出しました。

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。

最近、たくさんYouTubeに動画をアップしてます。自分のことを全てコンテンツ化しようと企んです。仕事と生活ってセットだと思うので、真面目な話もするし、遊んでる映像も記録してどんどん公開したいと思ってます。この有料noteもそうですけども、その時の考えとか、やってることを残すのって重要な気がしてます。1ヶ月後には黒歴史になるようなものも、恥ずかしがらずにどんどんやっていこうと思ってます。もしよかったらチャンネル登録お願いします!

さてさて、最近の仕事について書いていきます。音楽制作の裏側が気になる方はぜひ読んでみてください!

▷ブス会*「女のみち2020〜アンダーコロナの女たち」

昨日(木曜)、下北沢の本多劇場に行ってきました。重要なシーン(?)のために一曲書いたのです。安藤玉恵さんが〇〇してくれてサイコーでした。カーテンコールでもこの曲が流れて2倍お得。この曲を歌ってくれた彩夏子さんが安藤さん大好きらしく、隣の席でえらく感激してました、観劇だけに。

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ボーカリスト彩夏子さんとはじめて仕事したのは2018年の3月か4月。秋元康さんとテレ東の佐久間Pとが手がける「青春高校3年C組」がスタートするということで放送開始前から、番組で使う楽曲をアレコレ作っていて、その時にいろいろと協力してもらってたボーカリストのうちの一人でした。やがて、多彩な歌声を操る彩夏子さんに毎週お願いすることになり、いままで番組用に20曲以上歌ってもらった気がします。レコーディングはいつもネット経由。オケを渡してボーカルトラックを送ってもらうという流れです。僕の曲を歌う人でオンラインというのは珍しいです。できるだけ直接ディレクションしたいので。今回の舞台の歌もそんな感じで進めました。劇団主宰のペヤンヌマキさんから依頼受けてすぐに「これは彩夏子さんだな」って思ってお願いしました。


とにかくレスポンスが早い、連絡がキチっとしてる、いろんな声が出せるというところがすごいのです。もちろん声も良いのですが、安心して仕事お願いできるし。あと優しいところも良いです。音楽的基礎がなく音楽的に的確に言語化できない僕の仕事でも快く引き受けてくれます。「送るデータちゃんとしてください」って怒られたりしない、、、10年以上一緒に仕事してるギタリストの奥山くんも、そんな感じ。「ちゃんと譜面ください」「仮歌もっとちゃんと歌ってください」とか、そんなこと言ってこないところが好きです。笑   (完全に甘え...)

彩夏子さんとは、そんな感じでいろいろとお仕事してるのですが、一度もちゃんと会ったことなかったのです。厳密にいうと、彼女が出演してる舞台は一度見に行ったことがあって、その時にちょこっとご挨拶した程度。歌声はよく知ってるのに、電話すらしないのでどんな風に喋るのかも全く知りませんでした。なんか今っぽい。

今回、一緒にブス会の舞台を見に行ったことで、初めてちゃんといろいろ話しました。実際会うと印象って変わりますね。面白いもんです。どういう表情で話すとか、持ち物がどうだとか、やっぱり一気に細かいことをたくさん話せるのも大きいです。オンラインでは仲良くなれるけど、深くなるのは難しいなーと常日頃思ってます。そして顔を合わせる回数が多いほど、信用度・信頼度、安心感もあがるというか。「こういうのも好きなんだ」みたいなこともわかって、今後の仕事にフィードバック出来そうだったり。

初めての人ばかりのプロジェクトに参加することがたまにあります。そういう現場って半端なくアウェイ感があります。「なんか受け入れられてないな、、、」みたいな時があるんですね。ほんとしんどい。この時だけって割り切る時もあるのですが、しっかりその人たちと仕事したい時は、わざわざ会う回数を増やして打ち解けるように工夫してます。その方がこちらからの提案も聞いてくれやすくなります。メールで必要なことのみやりとりしてても、なかなかチームに馴染めないことも多いです。(僕の性格の問題かもですが)

お互いのパーソナルな部分を知ってるかどうかで関係性が変わってくることも多いです。趣味が一致してたり、興味があること、経験してることが似てたりすると親近感が一気に増したりもします。逆に20年くらい一緒に仕事してるのにプライベートとか、パーソナルな部分を全く知らない人もいます。それはそれで面白いですが。ずっとうまく行ってるのは、仕事での必要な関係性が築けてるからかもしれません。そもそも気があってるとか、仕事のスタンスが似てるとか、需要と供給(クールな関係)が一致してるとか。これだけ長いと一緒にいろんな壁を乗り越えてるので同志な感じもあったりします。

まぁ、どっちにしても、僕は対面での打ち合わせが好きです。


▷ 一月クールのドラマ

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