SDGsに馴染めない心の正体
SDGsって、みなさん『はら落ち』してます?
ちまたでは、SDGsが一種のリテラシーのようになっています。ぼくは、いまだにピンときてません。そんな時に、「あ、だからか」と思ったのが、塩谷さんという方のツイート。
SDGsを知ったのは3・4年まえ。北極圏人会などで活動している高校の友人に、
「シナリオ・センターはSDGsに早めに参入した方がいいよ!『一億人のシナリオ。』の理念にも近いと思うし」
と。でも、そのとき、ピンと来なかったわけです。高校の友人は、社会的な活動などもしているので、SDGsの考え方に違和感なく入れたのだと思います。
でも、ぼくは特別、社会的な活動をしているという意識もなく……なんか突然、「SDGsやってます!」みたいなことが言えないな……と思っていたわけです。
一回、反省したい
で、塩谷さんのツイートを見て、「これかも」と思ったのです。
SDGsの根本には、いまの世界への反省があって、そこから生まれた17の目標なんだと思います。
でも、「世界はもっとこうあるべきだ」という思いを、常日頃からぼくは思って生きてはいませんでした。グレタさんとか、本当にすごいなぁと思います。
だから、一旦、この17の目標というやつに対して、
・まったく気にも留めていなかったことは何か
・むしろ、知らず知らずのうちに足ひっぱていたものはないか
って、考えるのが先なのかな、と思うわけです。で、考えてみると、ほとんどのことに無関心だし、無力だなと思います。
そこを経て、
・じゃあ、自分にできることはなにか
・シナリオ・センターにできることはなにか
を考えていく、行動していくのが順当なのかな、と思います。
シナリオ・センターとSDGs
シナリオ・センターで言えば、4『質の高い教育をみんなに』が目指すところとしては近いかもしれません。
『一億人のシナリオ。』プロジェクトは、まさにそういうプロジェクトですし、今までなかなか届けられなかった教育機関へは、無償でシナリオ教室を実施したりもしています。
※活動費としてアシストをしてもらったりしています↓
でも、別に前からやっていることを、いまさら「SDGsやってます!」みたいな感じで、わざわざ結びつける必要もあんまりないのかな、とも思います。
(まぁこれは、長い物には巻かれたくない!というへそまがりなぼくの考えですけど。でもまかれちゃう方が、捗るんだよなぁ〜とも思うのですが……)
あと、『教育』ってことばが、むかしから好きではないので、あまりそのカテゴリーに入りたくないし……とか思ってしまったり。
口に出したり、出さなかったり
地球は、人類の活動の重みに耐えかねて軋んでいる気もしますから、SDGs的なまなざしは必要だと思います。SDGsの17の目標が一つずつ消えていくように、各自でやってこなかったこと、これからやれそうなことを整理して、行動していけるといいのでしょうね。
それを口に出してもいいし、出さなくてもいいというおおらかさをまとって。
▼ワクワクワークさんの活動とかは、ふつうにステキだと思う▼
▼これもSGDsといえば、そうなのか?NPOでの事例▼
▼子どもむけに『考える部屋』という講座を開講しています▼
シナリオ・センターは『日本中の人にシナリオをかいてもらいたい』と1970年にシナリオ講座を開始。子ども向けキッズシナリオも展開中。アシスト、お願いします!! https://www.scenario.co.jp/project/kids_assist/index.html