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走りながら考える。そのために、止まる。『考える部屋』つくり中

2021年の6月に初開講した子ども向けオンライン講座『考える部屋』。やりながらの手応えとともに、今年2022年はどうする?というところを、考え中です。

そもそも、中長期的なことは、走りながら考えればいいって感じで、ほぼ勢いで始めた『考える部屋』。なので、いま、まさに走りながら、考えている最中です。

ぶっちゃけ、商業的な計画性はゼロ!

『考える部屋』は、ビジネス的な計画性は、ゼロでスタートしました。もうね、2020年から続くコロナ禍に耐えきれず、「未来のあることをやりたいから、やっちゃう!」という感じではじめました。

10年くらい前からキッズシナリオという形で、小学校への出前授業はしていたいので、カリキュラムの素地はありました。でも、ビジネス的に限界利益がどうでとか、一切考えてません。

『考える部屋』を考える。『シン(深)・考える部屋』

走りながら、考えていると疎かになることに気づきました。それは、『そもそもどんな想いで、始めたんだっけ』ということです。

ほぼ勢い、とはいえ、コロナ禍の大変な時期にやろうと思ったわけですら、そこには想いがあります。
走りながらといいつつも、いったん止まって振りかえってみました。

会社の理念とプロジェクトの理念の関係を整理

会社の理念と離れて、プロジェクトは成立しません。少なくとも、シナリオ・センターではそう考えています。
なので、整理すると、こんな感じになります。

『考える部屋』で、子どもたちが体験し、身につけるのは、創作するための表現技術です。でも、表現技術を身につけることだけが目的ではありません。その学びや経験、考えたことを通して、『人生のふし目に、自分で考えて決められる。』ようになってもらいたいと思っています。

その理念を支える要素が、こちら。

創作をすることで、
・考えるべきことを自分で整理し、考えを深めることができる(虫の目)
・いろいろな人の視点から物事をみることができる。(俯瞰:鳥の目)
・自分のあるべき姿を想像し、逆算して考えることができる。(魚の目)

この三つの目が、豊かになると考えています。

いま、考えているのが、ここ

じゃあ、そのためにどんな授業を展開すれば、より理念につながる内容にできるのだろうか、ということです。

そのためのキーワードが3つあると思っています。

いま、この『継続性』『フロー状態』『自主トレ』というキーワードをもとに、どのような仕組みを作れば達成できるのか、を考えています。

立ち止まってみると、走る方向も見えてくる

講座の内容を考えていくと、募集時期の確保などの都合もあって、どうしても開講時期や、受講料、実施回数など具体的なところから入ってしまいます。でも、具体的なことを考えていると、なんだか煮詰まることがあります。

それは、そもそもなんのためにやるんだっけ?という一番大切な問いを置いてけぼりにしているからなんじゃないかと思うんです。

第一ボタンがずれてたら、下の方はずれまくるもの。
なので、具体的なことを考えてうまくいかないときは、立ち止まって「そもそもどんな未来のためにやるんだっけ?」ってとこから考えると、走る方向が定まって、結果的に短時間で頭の中も整理されると思うです。

『考える部屋』についても、そんな感じで具体的なことを考えてみて、立ち止まって、抽象的な部分に戻って、そこからもう一度具体的な部分を詰めていく、そんな作業をしています。

ということで、早く2022年の『考える部屋』について言えるように、準備に勤しみます!

▼2021年の2月には、言語化していた模様▼

▼創作がしたい子たちの居場所『考える部屋』▼

シナリオ・センターは『日本中の人にシナリオをかいてもらいたい』と1970年にシナリオ講座を開始。子ども向けキッズシナリオも展開中。アシスト、お願いします!! https://www.scenario.co.jp/project/kids_assist/index.html