「はいはい、障害ね」ってノリで新型コロナ禍を乗り越えるシナリオ発想
新型コロナウィルスは、いったいどういう結末を迎えるのか、迎えるまでどれくらいかかるのかさっぱりわかりませんが、3月から数えて4ヶ月。
仕事とかをしていく上で、新型コロナに負けない発想、シナリオから導きました!
①これ、ドラマだと思っちゃえ!
もうね、ドラマだと思っちゃいましょう。という。ドラマをかなりかなりかな~り、雑にいうと、
現状を変えたい人が、その夢を阻む障害(対立や葛藤)を乗り越えることで、最後に変化・成長する
ことかな、と。
これ「ドラマとは、変化である」というシナリオ・センターの創設者の新井一の考えに則っております。
②まず、『現状』はといえば……
そう、まさに新型コロナウィルスの感染拡大の時期。まだまだ収まりません。収まったかな?と思ったら、また感染者が増えて……みたいな、そんなぼくらの日々です。
③で、変えたくても変わらない現状
そんな現状は変わってほしいわけです。そして、ふつ~の日々を過ごしたいわけです。そう、いままで手にしていたふつ~が、それほど尊いかを思い知らされたものです。
あぁ~ふつ~の日々が恋しい!
でも、どんなに焦がれても、変わらない現状!
④ふつ~を阻む障害(対立や葛藤)
みんな、ふつ~の日々を過ごしたいわけです。たとえば、今大変な飲食店。飲食店だったら、ふつ~に営業したいわけです。でも、営業自粛だし、再開できたとしても、もしもクラスターでも発生させようものなら大変。
営業するか、しないか……葛藤するわけです。
「よし!営業再開しよう!!」と決断したとします。
⑤障害を乗り越えろ!
なのに、仕入先がやってないという障害があったり……そしたら、もう違う仕入先を探すことでどうにか、障害を乗り越えます。
よし!と思ったら、
営業自粛中にスタッフにやめてもらったため、スタッフが集まらない……前のスタッフに頭下げたりして、スタッフ集めをどうにかしなくちゃいけません。
で、どうにか集まってくれて、再開だ!……と思ったら、
店内を3密防止にしなきゃいけないってことになり、いすやら机やらを処分して、スペースを確保しなくちゃいけません。
はぁ~どうにか、店内も準備できて、あとはお客様を待つばかり……と思ったら、
東京の感染者増えて、『夜の街』がやり玉にあがり、客足が伸びないから、呼び込みしたり、なじみのお客様に3密防止策を伝えたりしなくちゃいけません。
せっかく再開したけど、お客様来なければ、またスタッフにやめてもらわなきゃ~とか、葛藤するわけです。
って感じに、ふつ~に再開しようという目的に向かう主人公を、障害がどんどんぶつかってくるわけです。
⑥変化・成長するぼくら
そうこうして、どうにかいろいろな工夫しながら、飲食店なら気づけばテイクアウトメニューが増えるとか、シナリオ・センターならオンラインゼミやオンライン講座ができるようになるとか、今まででできなかったことができるようになるわけです。
⑦へこんで、登ってを繰り返す、これがドラマ
そう、もうね、ドラマとおなじ。
障害来たら、乗り越える。そして、乗り越えたら、ぶっちゃけどうせ障害くるから、また乗り越える。
また乗り越えたら、、またまた来るから障害。その都度、どうしようか、こうしようかって葛藤しながら、乗り越えるわけですよ。
人生、山あり谷あり。
ってことです。
で、人生のやっかいなのは、2時間とか10週とかで終わらないわけですよ、ドラマみたいに。
だからもうね、そんなもんだろうと思って、障害を「はい、はい」っていなしていくしかないわけです。そりゃ、その時は大変ですよ。余裕もなにもあったものではないと思いますよ。
でも、乗り越えたら乗り越えたで、なんか得てるから。
だから、「あぁ~障害さんですね。はい、はい」このスタンスでどうでしょう。これで、新型コロナ禍も、人生のさまざまな嫌なこともいなしていきましょうよ。
これがシナリオの発想です。
何気に主人公感があるし、いいでしょ?
前回のnoteに書いたゼミナール再開までの日々は、たぶんこのノリがどこかにあったのではないかと思われます。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。シナリオ・センターの新井でした。
シナリオ・センターは『日本中の人にシナリオをかいてもらいたい』と1970年にシナリオ講座を開始。子ども向けキッズシナリオも展開中。アシスト、お願いします!! https://www.scenario.co.jp/project/kids_assist/index.html