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シナリオを書いたことない人も楽しめる!『トップシーン脚本大賞』

シナリオ・脚本などの創作に興味のある方は、このツイートを目にしたでしょうか?

トップシーンだけで、ワクワクするドラマを競う『トップシーン脚本大賞』のツイートです。

脚本を書いている方、学んでいる方から「お、手軽にできてしかも、なんか楽しそうだぞ」と思っていただけているようです。うれしい限り!


「脚本なんて書いたことない……」という方も是非!

脚本は、小学校で習うわけでもないですし、ふつ〜に生活していたら、書く機会なんてほぼゼロです。

なので、映画好きな方やドラマ好きな方でも、自分が書くなんて考えたこと無いという方は、多いと思います。
でも、脚本を書くっていうことは、実は小説を書くより簡単です。

なぜなら、
文章力がいらないから!!

脚本は、映像表現と呼ばれています。小説は文章表現です。脚本は、カメラに映るものだけを書けばいいのです。だから、文章力はいません。だって、主人公の心の機微を一生懸命書いたって、カメラに映らないもの。映像だけで表現すればいいから、映像表現なのです。

例えば、一杯のラーメンの旨さを伝えたければ、ズルズルとラーメンを啜って、汁まで飲み干す主人公の姿を書けばいいのです。食レポみたいなの、一切なし!

しかも、今回はトップシーンのみ。敷居はこれまでになく低いはず!

こんなトップシーンだったら、思わず観たくなる!と思うようなあなたの妄想をぶつけてください!(応募方法は、下段を参照)

▼書き方は、こちらを参考にしてください▼

トップシーンという手軽さを楽しんで!

『トップシーン脚本大賞』は、ただただ面白そうなトップシーンを描くだけ!なので、先を考えなくていいという気楽さを存分に味わってもらいたいと思います。

実は、小説の書き出しの1行だけで競う『書き出し小説大賞』というものがあります。デイリーポータルZさんの企画で、ぼくはこれを知った時は打ち震えました。「こういうのやりたいなぁ〜さすが!」って。

シナリオ・センターでは、新井一の時代に、公募ガイドさんで『600字超短編シナリオ実践添削教室』という連載をして、それを柏田講師が引き継いで、書籍化もしています。600字でもしっかりとドラマを描くことができます。

なので、けっこう前から、短い脚本を書くみたいなことをやりたかったんですが、脚本の場合は『書き出し小説』みたいに、1行というシンプルな制約がつけられずにいました。

ですが、今回、たまたま柏田講師に
「夏に、おもしろいことやりたいんですけど、なんかないですかね?」
という話をしたところ、数日後にメールで「ファーストシーンだけ書いてもらうっていうのどう?」という企画をもらいました。

まさに、『書き出し小説大賞』です!

しかも、「大賞作品はツイートでも発表します!」とすれば自ずと字数の制限がつけられます。長年の問題が解決です!!

『トップシーン脚本大賞』で、短い文字数で脚本を書くことをみなさんに楽しんでもらえます。いまの盛り上がりも含め、8月12日(木)のライブ配信が楽しみです!!

7月13日16時時点で、100作を超えました。募集から1週間も経ってないのに……

『トップシーン脚本大賞』応募要項

■応募方法

以下のGoogleフォームからご応募ください。(複数の応募も可)
応募URL:https://forms.gle/G2YZ4jU6tHpCrcdy6
文字数:140字以内
    ・タイトル 
    ・ト書3マス下げ 
    ・#トップシーン脚本大賞 を含みます

大賞作品および柏田賞に選ばれた作品は、#トップシーン脚本大賞 と入れて、シナリオ・センター公式サイトでもツイートします。
そのため文字数の目安は、#トップシーン脚本大賞 を含めて、140文字以内でご応募ください。

■発表 8/12(木)13:30~ (60分程度)

配信URL:https://youtu.be/2Eze2cao9JM
シナリオ・センター公式youtubeにて、応募作品のなかから、おもしろい作品を講評。そして大賞を発表。配信は、アーカイブに残ります。

・最優秀作品は、図書券5,000円を進呈
・柏田賞に選ばれた作品は、柏田道夫著『改訂版 小説・シナリオ二刀流奥義』を進呈

■締切 2021年8月12日(木)13時30分

■応募例

・例1

#トップシーン脚本大賞
『柔らかなあなたの日常』
○銀座歩行者天国
    穏やかな昼下がり、賑わっている。
    人々がギョッとして道を開ける。
    巨大リュックの目加田葵(36)が、
    たこ焼きの舟を手に、走って来る。
葵「どけ! タコども、食うぞ!」

・例2

#トップシーン脚本大賞
『エレファント日和』
○浜辺のコテージ(早朝)
    海から昇る朝陽。
    コテージ前の浜辺で赤倉健太(10)が
    白い棒やかけらを積み重ねている。
健太「お姉ちゃんの番だよ」
    棒に見えたのは何かの骨。

夏は家でも楽しめる!

そりゃ、海にも行きたいし、山にも行きたい!
旅行に行って、美味い酒を呑んでのんびり過ごしたい!!

けど、今年の夏もできそうもない。だけどせめて、頭の中はワクワクしたいよねってことでやっていきたいと思います!

ご応募、どしどし待っております!!

▼シナリオ・センターについて▼

シナリオ・センターは、1970年に優秀なシナリオライター・脚本家、プロデューサー、ディレクターの養成を目的に、新井一が設立。
ジェームス三木さん、内館牧子さん、岡田惠和さんなど700名以上の脚本家、小説家を輩出する学校です。地味にすごい。今年、51年目。

▼創作におすすめのお手軽WEBサービス▼


シナリオ・センターは『日本中の人にシナリオをかいてもらいたい』と1970年にシナリオ講座を開始。子ども向けキッズシナリオも展開中。アシスト、お願いします!! https://www.scenario.co.jp/project/kids_assist/index.html