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創作の悩みを教えてほしいという、切実な年の瀬のお願い

創作をしているときに、みなさんがどんなことで悩むのか、知りたいのです。
可能なら、コメント欄に書いてほしいくらいです。
というのも、2023年の4月末までに、『忘れられない物語のつくり方』(仮)という書籍の原稿を書き終えなきゃいけないのです。出版社さんからの指定の文字数を計算すると、ざっと12万字強。
そんなに、たくさんの文章がはたして書けるのでしょうか……心配です。

内容は、こんな感じです。すでに書き終えている序章からの引用です。

 これから、創作講座をしようと思います。あなたの頭の中に、創作の地図を作る講座です。創作の地図とは、エンドマークという目的地まで、なにを考え、どう書けばいいのかを見渡せるものです。
 創作の地図があれば、あなたは、プロのように『正しく悩む』ことができます。物語を面白くすることだけに、集中すればよくなるのです。
 いま、筆が止まってしまっているあなたも、魅力的な物語を書き上げることができるようになります。

『忘れられない物語のつくり方』(仮)

という感じで、とても良さそうな内容だと思いませんか?
この書籍は、創作をするみなさんの悩みを、解決することを目的にしています。
どのような悩みをもっているのかは、だいたい想像がつくのですが、みなさんのリアルなことばを聞きたいのです。そのほうが、内容の精度も上がりますし、書き上げるまでのモチベーションにもなると思うのです。なんせ、12万字。先が長いよ!
なので、みなさんの悩みをコメント欄に入れてもらえたら嬉しいのです。人助けだと思って。

とはいえ、見知らぬ奴に、悩みなど打ち明ける方は、そうそういないと思うので、一応の自己紹介です。

 私は、シナリオ・センターを、受講生のみなさんにとって、より良い創作支援の場にするために働いています。講師と相談しながら、カリキュラムを改善したり、講座を開発したりします。シナリオ・センターの講師の育成も担当します。
 みなさんがよくご存知の映画配給会社さんや、テレビドラマの制作会社さん、ゲーム制作会社さんなどで、プロデューサーやディレクターの方向けの研修を実施しています。プログラムの提案から開発、必要に応じて講師もします。研修させて頂いている会社名を言ったら、「え?そこで?」と、驚くことと思います。
私自身は、脚本家でも、小説家でもありません。個人的な経験論ではなく、プロのみなさんが日々実践している表現技術を、みなさんに余すところなくお伝えするのが、私の役目です。

『忘れられない物語のつくり方』(仮)

ちなみに、シナリオ・センターというのは、、1970年に優秀な脚本家やプロデューサー、監督や小説家を養成することを目的に、私の祖父である新井一によって創設された脚本家の養成学校です。
創設者の新井一が体系化させた『シナリオの基礎技術』という、確固たる創作メソッドによって、第一線で活躍する脚本家や小説家は、700名を超えています。連続ドラマの約7割を、出身の脚本家が執筆しています。

本書では、シナリオ・センターがこれまで積み上げてきたものをベースにしています。
さらに、この『シナリオの基礎技術』を基にしながら、古今東西の創作術も掛け合わせて、映画製作会社やゲーム制作会社のプロデューサーやディレクターの方に向けて開発したメソッドも組み込んでいます。

そのため、初心者の方から、経験者の方まで、創作する頭を整理することができる一冊になります。一家に一冊、必携の書籍です!!まだ、序章しか書いてないけど。。。

ということで、人助けをすると、結果、自分のためになるという、情けは人の為ならず方式で、是非とも、お悩みを教えてください。

そんなお願いで終わる2022年、最後のnoteの更新なのでした。
皆さま、良いお年をお迎えください。シナリオ・センターのあらいでした。



シナリオ・センターは『日本中の人にシナリオをかいてもらいたい』と1970年にシナリオ講座を開始。子ども向けキッズシナリオも展開中。アシスト、お願いします!! https://www.scenario.co.jp/project/kids_assist/index.html