造形とライティングの勉強中。今回はガラスの透け感の練習に香水瓶を作ってみました。モデルにしたのはDiorのLe Poison。実物は瓶の中がもっと黒く沈んでいます。

　背景に蛍光ピンクのハートを浮かせたいと思い、背景色を黒にすると前進色のハートの方が目に入るようになったので、被写界深度（F0.9）とライトを3つと背景の反射で瓶に視線誘導をするように仕向けています。こうなると物撮りというよりスタジオ撮影ですね。

　試作品に造形がシンプルなCHANELのNo5も作ってみました。こっちは環境テクスチャにライティングを任せていますが、それでも上からスポットライトを当てています。ガラスは厚みが無いとプラスチックに見えるのと、液体の液体感がもうちょっとほしいところ。

　余談ですが以前絵馬めぐりで紹介した「ロックハート城」には香水コレクションの展示があり、めっちゃでかいLe Poisonの瓶が飾ってあります。愛の妙薬 惚れ薬。これだけあれば全人類堕とせそう。