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きらら舎とLife is small. Companyがお届けする、小さな理科室です。…

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きらら舎とLife is small. Companyがお届けする、小さな理科室です。 きらら舎のカフェ(cafeSAYA)で毎週土曜日の夕方から行っている「理科室カフェ」の一部を、ご来店いただかなくてもご自宅でお愉しみいただけます。

最近の記事

3.オオミジンコ

節足動物門 甲殻亜門 鰓脚綱 葉脚亜綱 双殻目 枝角亜目 異脚下目 ミジンコ科 ミジンコ属 オオミジンコ 学名 :Daphnia magna 大きなミジンコなので、観察がしやすく、さらに体が透明なので解剖をしなくても内蔵の位置や動きがわかります。 眼は複眼で、1つ。 正面から見ても黒い丸は1つしか見えません。 大きな眼の下に見える小さな黒い点が単眼です(下の写真のほうがちゃんと見えます)。 撮影する時に極力水を抜いたので、腕を伸ばし

    • 3.ビスマス人工結晶

      生物ではありませんが、理科室カフェで行うワークショップについてもまとめておくことにしました。 ビスマスワークショップに参加される前に、自由研究としてある程度まとめておきましょう。 紙や冊子にまとめ、ワークショップで作った結晶を添えて提出してください。 ワークショップで作った結晶にラベルを添える場合は、虹色に「ビスマス人工結晶」、銀色は「ビスマス人工結晶(アルミイオン混入)」と書きます。そのほか、英名や原子記号などを書き添えます。 できるだけ大量のビスマスを融かせば、大き

      • 2.ボルボックス

        学名:Volvox 和名:オオヒゲマワリ 理科の教科書でおなじみのボルボックスです。 趣味で培養しています。  >>販売ページ(きらら舎二号館生物室) 今までたくさんの生き物を飼育・培養してきました。 ベニクラゲやワレカラ、ウミホタルは春~夏に採集して冬を越すことが現在の課題で、逆に冬に生まれたミズクラゲやアカクラゲは夏を越すまで生存させることが課題です。 今年1月に生まれたミズクラゲは8月も半ばを過ぎた今日(8/20)でもまだ元気で、今年は目標達成ができそうです。

        • 1.クマムシ

          脱皮動物上門 緩歩動物門 異クマムシ綱 Heterotardigrada 中クマムシ綱 Mesotardigrada 真クマムシ綱 Eutardigrada 数年前、最強の生物として一躍脚光を浴びた小さな小さな生き物、クマムシ。 わたしがクマムシを知ったのは2006年のこと。夏の暑い日、少しだけ時間ができたので大きな書店に立ち寄ってみました。そこで『クマムシ?! 小さな怪物』という本に出合いました。 「クマムシって虫?」 「怪物って何??」 いくつかの疑問が頭に浮か

        3.オオミジンコ

          理科室クラブについて

          ほぼ毎週土曜日にだけ開くきらら舎のカフェ(cafeSAYA)の、夕方の予約時間には「理科室カフェ」と呼ぶワークショップを行っています。 蛍石の八面体劈開割りやビスマスの人工結晶づくり、虹標本なる液晶づくりなどの中で、特にモバイル顕微鏡を使う生物系ワークショップを、カフェまで来なくても、ご自宅で、観察・撮影、飼育ができるように開設しました。 きらら舎 https://kirara-sha.com/ Life is small. Company https://lis-co

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