環境意識

旭硝子財団の調査で、自国内の環境問題で危機的に思う項目に対する日本人の回答。


気候変動が36.3%に対して生物多様性はわずか3.1%。国際的には生物多様性の危機は気候変動と同等と考えられている。
ただ、循環型バイオエコノミーの考え方が農水省などにも入りつつあり、2050年までに有機農業を25%にする目標をかかげている。

バイオエコノミーとは、生物学的な資源や生物工学的な技術を活用し、持続可能な方法で製品やサービスを生産し、経済的な成長を促進することを目的とした経済システム。具体的には、農業、林業、漁業、食品産業、バイオテクノロジーなどの分野において、生物学的なプロセスや原理を利用して、より効率的で持続可能な製品やサービスを提供する。これにレデュース、リユース、リサイクルのシステムとの結合をはかる。

バイオエコノミーと生物多様性は密接に関連している。バイオエコノミーは、生物学的な資源を活用して製品やサービスを提供することを目的としているが、その過程で生物多様性の保全や持続可能な利用が求められる。生物多様性を維持することで、生態系が機能し、自然資本が持続的に利用される。また、生物多様性は、新たな製品やサービスの創出にもつながる。そのため、バイオエコノミーの発展には、生物多様性の保全や持続的な利用が欠かせない。

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