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ヨーロッパ文化教養講座(第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール その3 ファイナル)

2023/10/15
第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクールも、ファイナリストの6人の演奏が終わった。

ファイナリストは、2次予選の演奏順の番号をそのまま使うと、
下記の6人。全員、ピアノ協奏曲第1番を弾いた。
先ほど、全員の演奏をYOUTUBEで聴き終わった。
小生は、モダンピアノとオケの音に慣れ過ぎていて、どれが、ピリオド楽器コンクールにふさわしい演奏かは、わかない。

小生の好き嫌いだけを基準に、正直言えば、どの演奏者の演奏も完全には好きになれなかったので、一位なしと言いたいところだが、あえて、
好きな順番を付けるとしてら、
11 -> 6 ->8 ->3 -> 12 ->2 である。

2は、一番バッターだからなのか、固くなっていたようだ。時々、綺麗なパッセージを聴かせてはくれた。
3は、テクニックは難が少ないが、全体的にワクワクしない。
6は、抜群のテクニック。早弾過ぎる部分があまり好きではない。
8は、ずっと一番かと思っていたが、終楽章のフィナーレでミスが目立った。
11は、全体的に無難にまとまっていた。地元の奏者なので、優勝で良いと思った。
12は、もしかしたが、最もピリオド楽器らしい演奏だったかもしれないが、
音が好きになれなかった。

2.Angie Zhang (アメリカ)
3.Yonghuan Zhong (中国)
6.Eric Guo (カナダ)
8.Martin Nöbauer (ロシア)
11.Piotr Pawlak(ポーランド)
12.Kamila Sacharzewska(ポーランド)

そして結果発表:
1st prize – Eric Guo, Kanada / Canada
2nd prize – Piotr Pawlak, Polska / Poland 
3rd prize ex aequo – Angie Zhang, USA
3rd prize ex aequo – Yonghuan Zhong, Chiny / China

2次予選の演奏順の番号に直すと、
6 -> 11 -> 2と3 となる。

感想:
4時間かけて、同じ曲を聴き続けたので、かなり疲れた。
また、あら探しになって音楽を楽しめなかった。
でも、5年に一回の催しだと思えば、良いかなと思った。

審査員が付けた順位は参加者の人生に大きな影響を与えるので、
たいへんなお仕事だと思う。


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