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ヨーロッパ文化教養講座(イタリア映画祭2023 「あなたのもとに走る」鑑賞記)

2023/05/04
コロナ禍で中止あるいは開催場所の変更があった、イタリア映画祭がやっといつもの有楽町朝日ホールへ帰ってきた。
今回は、5月3日のみ、2本の映画を鑑賞することとした。

原題「Corro da Te」は、「あなた(君)のもとに走る」意味。
この「走る」という題名に意味がある。
#写真は 、キアラとジャンニ

監督は、「これが私の人生設計」(2014年)、「ようこそ、大統領」(2013年)など、コメディに社会性を巧みに織り込むリッカルド・ミラーニ。
50歳のジャンニは、ハンサムな独身のスポーツマンで、有名な靴ブランドを経営していた。一方で、女性を虜にすることに情熱を注ぐプレイボーイで、最新のターゲットは車椅子に乗るキアラ。誘惑するために自分も車椅子を使用していると必死に偽装するジャンニだが、キアラと時を重ねるうちに考え方が変わり始める。
「イタリア映画祭2023」(東京会場:2023年5月2日~5月7日・有楽町朝日ホール、大阪会場:2023年6月10日~6月11日・ABCホール)で上映。

ひとシネマのホームページより

会場で1000円で販売されていたカタログの解説によると、この作品は、フランス映画「パリ、嘘つきな恋(2018)」のリメイクだそうだ。

日本人として興味深いのは、フランス人とイタリア人は笑いのつぼが違うので、監督は、フランスのコメディをイタリアに置き換えるのに苦労したという点。

オヤジの小生としては、キアラ役のミリアム・レオーネの上品な美しさにため息が出た。

内容としては、障害者問題をコメディで描くのは難しいと思った。そのせいか、それとも、小生が単に鈍いだけなのか、クライマックスシーンの登場人物達の行動の原因となった感情を良く理解できなかった。

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