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ヨーロッパ文化教養講座(2017年アメリカ映画 「オリエント急行殺人事件」鑑賞記)

2024/02/24
公開時に映画館でも見たがWOWWOWで再視聴。
ストーリーも犯人も解っているのに最後まで楽しめてしまうのは、ケネス・ブラナーの力だと思う。原作にはないと思うが、昔の恋人カトリーヌの存在が「嫌な男」ポワロの印象を良くしていると思った。

主役級の豪華な俳優陣だが、個人的に印象に残ったのは、
1.ジョニー・デップ:被害者役 いかにも悪そうな傷のあるメイク
2.ペネロペ・クルス:宣教師役 宣教師にしては色っぽすぎる。
パラレル・マザーで好演
3.デイジー・リドリー:家庭教師役 スターウォーズ7から9に主役レイで登場
4.ジュディ・デンチ:公爵夫人役 どんな役で出演しても、内に何かを隠している印象がして存在感が半端ない

1974年にも映画化されたアガサ・クリスティの名作ミステリーをケネス・ブラナーの製作・監督・主演、ジョニー・デップミシェル・ファイファーら豪華キャストの共演で新たに映画化。
トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、富豪ラチェットが刺殺された。教授、執事、伯爵、伯爵夫人、秘書、家庭教師、宣教師、未亡人、セールスマン、メイド、医者、公爵夫人という目的地以外は共通点のない乗客たちと車掌をあわせた13人が、殺人事件の容疑者となってしまう。
そして、この列車に乗り合わせていた世界一の探偵エルキュール・ポアロは、列車内という動く密室で起こった事件の解決に挑む。
主人公の名探偵ポアロ役をブラナー、事件の被害者ラチェット役をデップ、未亡人役をファイファーが演じるほか、教授役にウィレム・デフォー、家庭教師役にデイジー・リドリー、公爵夫人役にジュディ・デンチ、宣教師役にペネロペ・クルスが配されている。

2017年製作/114分/G/アメリカ
原題:Murder on the Orient Express
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2017年12月8日

映画.com


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