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ヨーロッパ文化教養講座(アメリカ映画「チケット・トゥ・パラダイス」録画鑑賞記)

2023/08/13
どの点に興味を持って録画予約をしたのか覚えていないが、典型的なハリウッド映画のラブコメを観た。

「オーシャンズ」シリーズで夫婦役を演じたジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが再共演し、娘のスピード婚を止めようと奮闘する元夫婦を演じたロマンティックコメディ。

元夫婦のデヴィッドとジョージアは20年前に離婚して以来、必要に迫られて会うことがあっても、いつもいがみ合ってばかりいた。

そんな2人の愛娘リリーがロースクールを卒業し、旅行でバリ島へ向かい、数日後に「現地の彼と結婚する」という連絡が入る。

弁護士になる夢を捨てて会ったばかりの男と結婚するなどあってはならないと、自分たちと同じ過ちを繰り返してほしくないデヴィッドとジョージアは、現地へ赴き、娘の結婚阻止に向けて協力することになる。

監督は「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」のオル・パーカー。「ディア・エヴァン・ハンセン」のケイトリン・デバーが娘のリリーを演じ、リリーの恋人役に本作でハリウッドデビューを果たすマキシム・ブティエ、リリーの友人役に「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」のビリー・ロード。
2022年製作/104分/G/アメリカ
原題:Ticket to Paradise
配給:東宝東和

映画.com

コメントと感想:

1.監督はダウントン・アビーのローズ役 リリー・ジェームズが出演した「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」の監督。
なるほど、明るい南国のビーチリゾートを目がさめるような色使いで、スクリーンに映し出すセンスは凄い。

今回は、バリ島の景色がお腹一杯になるくらい映し出され、これを観ているだけでも幸せな気持ちになる。

2.一方、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの大スターを登場させたわりには、セリフや展開がありきたりに感じた。
各映画評論サイトには好意的な評価が並んでいるので、小生のような、へそ曲がりには、良さが解らないということだろうと思った。

3.二人の愛娘リリー(演ケイトリン・デバー)とその友人レン(演 ビリー・ロード)がふたりとも、若くて美しい女優だが、雰囲気が似ていて、時々取り違えたのも、映画にのめり込めなかった理由の一つかもしれない。

4.後で調べたら、レン役のビリー・ロードは、スターウォーズのレイヤ姫(亡 キャリー・フィッシャー)の娘だとのこと。
だから、役名がカイロ・レンならぬ、レンなのだろうかと余計なことを考えた。



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