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ヨーロッパ文化教養講座(ラ・フォル・ジュルネ Tokyo 2023 2023年5月4日 幻想曲・幻想ソナタ 福間恍太朗 公演番号121)

2023/05/08
今年は4年ぶりに東京国際フォーラムでラ・フォル・ジュルネ Tokyo が開催された。
コロナ渦で中止となった2020年のベートーヴェン生誕250周年祭としてのラ・フォル・ジュルネ Tokyo 2020 の再来といったところだろうか。

メインの会場は、東京国際フォーラムのA、C、D7だった。
先行抽選で外れた公演もあったので、すべてが希望通りとは行かなかったが、3日間ベートーヴェンずくしを堪能した。

最初の公演は、5月4日 福間恍太朗氏のピアノ ソロコンサート
開演10時 ホールC 公演番号121

1.ベートーヴェン:幻想曲 op.77
2.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調op.27-1
3.スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番 嬰ト短調 op.19 「幻想ソナタ」
4.スクリャービン:幻想曲 ロ短調 op.28

コメントと感想:

1.座席:
前から4列目のステージ向かってかなり、右手
演奏者の顔はよく見えるが指づかいは見えない。

2.曲:
ベートーヴェンの13番はアルフレッド・ブレンデルのCDでは何度も聞いている。他の3曲は初めて聴く曲。
ただし、4曲とも生演奏は初めて。
スクリャービンは、やはり、技巧的で、装飾音が多いのはロマン派以降の特徴だと思った。
福間氏がその後の別イベントのインタビューでどちらも同じくらいの難曲と言っていた。

3.ホールC
演奏者には全く責任はないが、このホールは、クラシック専用ではないので、響きにかなり問題があると思った。
当日の座席は、ステージから近かったので、直接音が届いた後、だいぶ遅れてホールの後ろの方からエコー音のようなものが聞こえてきた。
そのため、若干ピアノの音が濁って聞こえた感じがした。

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