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ヨーロッパ文化教養講座(クラシックTV 「武井壮と!クラシック破天荒列伝」)

2024/04/14
ただのスポーツ芸人かと思っていたら、優勝者には、キング・オブ・アスリートの称号が与えられる、10種競技の元日本チャンピオンだったという「破天荒」な経歴を持つ、武井壮さんをゲストに迎えて、「破天荒」な3人の作曲家を紹介した。

「破天荒」な3人に選ばれたのは、ベートーヴェン、ワーグナー、サティ。
ベートーヴェンのエピソードは、
1.「運命」や「悲愴」で最初の音で観客を驚かしたこと。
・王族や貴族の下請けでなく、芸術としての音楽を書いた。
2.「運命」における、ユニークな楽器の使い方。
・コントラバスにメロディを弾かせたこと。
・聖なる楽器トロンボーンを使った。

ワーグナーのエピソードは、
1.有名な「楽劇」専門ホールを作った。
・リードリヒ2世の国家財政破綻の一因となった。
2.キャラクターを音楽で現るライト・モチーフを考案
・現在でもスターウォーズなどの映画音楽に使われている。
3.革命に参加して指名手配を受ける。
・自分の音楽を広げられるように共和政にしたかった(という清塚氏の推論が興味深かった。)

サティ
1.白い物しか食べない
2.「いやがらせ」「ぶよぶよ」などの意味が解らないタイトルの曲を作った。
3.楽譜に拍子記号や小節線を書かず、「自分自身をたよりにして」などの、コメントを入れた。

この中ではサティが最も「破天荒」というか、変人だと思った。

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