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ヨーロッパ文化教養講座(第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール その4 ファイナル その2)

2023/10/16
昨日、ファイナルが終わった、第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール(以下「ショパンPコンクール」)。

モダン・ピアノの本家のコンクール(以下「ショパンMコンクール」)と違って、ほとんど話題にならず、情報は少ないのだが、唯一見つけた、月刊ショパンのYOUTUBEの内容を備忘録も兼ねて記しておく。公演を現地で聴いた、音楽ジャーナリスト森岡葉さんとショパン研究の多田純一さんの話。

このホールの音の話:
座席によって響きが違う。2Fでプレイエルはニュアンスが聞き取りにくい。
1Fと2Fは印象が違う。

演奏者について:
2.Angie Zhang (アメリカ) ピアノはプレイエル 結果3位
モデンピアノとピリオド楽器の両方の奏者である。
1,2楽章はゆったりとしたテンポでしなやかな音楽性
を見せた。

3.Yonghuan Zhong (中国) ピアノはエラール 結果3位
エラールの明るい音色が生きている演奏。
テンポの設定も若々しく、18歳という若さが良い方に出ている。
タッチも綺麗。

6.Eric Guo (カナダ) ピアノはプレイエル 結果1位
彼の世界観を実現。テクニックはバッチリ。メリハリが効いてダイナミック。 
嬉しかったのが、弟子の楽譜にショパンが書き込んだ、第2楽章61小節目のヴァリアントを演奏したこと。

8.Martin Nöbauer (オーストリア ロシアではなくオーストリア)
ピアノはプレイエル
テンポは、1,2楽章がゆっくり目、3楽章は早い。
彼の個性を生かしたすてきなアプローチ

11.Piotr Pawlak(ポーランド)ピアノはエラール 結果2位
本家ショパンMコンクールに二回出場。
テンポは自由 オケと一番合っていた。

12.Kamila Sacharzewska(ポーランド)ピアノはエラール
いろいろ事故があった。
->小生は事故なのか、装飾音なのか良くわからなかったが、楽譜から外れまくっていたことは解った。

お二人の話を聴いてやはりプロだと思った事。
1.あえて、順位予想をしないこと。
2.明らかに大きなミスをした演奏を「事故」と柔らかく表現していること。
3.ショパンが弟子の楽譜に書き込んだヴァリアントというような、細かい部分もしっかりと聴いていること。

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