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ヨーロッパ文化教養講座(アストリッドとラファエル4 (8)最終回「失われた記憶」鑑賞記)

2024/03/08
シーズン4もあっという間に最終回。今回はラファエルが3日間の記憶を失っていて、その間に殺人事件が起こり容疑者になってしまう。
という、良くあるパターンをメインにして、恋愛関係の大発展を語って、シーズン5へ繋げるお話。
原題は、「Coupable」(名詞としては、罪人・犯人の意味)
ラファエルが犯人かどうか、自分でも覚えていない。

理論派×熱血コンビが事件を解決!フランス発ミステリー、シーズン4。最終回。ラファエルが殺人!?記憶が無いラファエルと無実を信じるアストリッドが真相解明に動く!

ある夜、事故を起こした車の中でラファエルは目覚める。助手席には銃殺された男がいた。被害者はサッカー選手の元代理人で、十年ほど前の事件でラファエルが起訴できなかった宿敵だった。捜査は別の部署が担当することになったが、ラファエルは目覚めるまでの数日間の記憶を失っていた。凶器は彼女の銃と判明。銃は所在不明だった。正式な捜査ができぬなか、ラファエルと彼女の無実を信じるアストリッドたちが真相解明に奔走する。

© FRANCE TÉLÉVISIONS - JLA PRODUCTIONS - Be-FILMS - RTBF (Télévision belge) – 2023

NHKホームページ

1.コメントと感想:

被害者はラファエルの10年来の宿敵ということだが、シーズン4の最終回で初めて語られるというのは、ちょっと設定がラフだと思う。
3日間記憶がないラファエルが、自分に容疑が掛かって、ニコラ、アストリッド、フルニエ、警視正、ウィリアムなどの仲間の協力を得て、難事件を30分で片付けてしまう。

今回のポイントは、ラファエルが記憶を失っている3日間に、ニコラと「覚えられない」くらい愛を交わしたが、まだお互い恋人同士という感覚がないというところ。

最後に、アストリッド、ラファエル、ニコラ、テツオ・タナカと4人で食事することになったのは良かったが、テツオ・タナカは東京へ帰国することになりそうなので、シーズン5は、せっかく良い雰囲気になった、アストリッドとテツオ・タナカが別れることになるのだろうか。

そして、思いがけない神さまのプレゼントを貰ったラファエルとニコラの関係はどうなっていくのだろうか。

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