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ヨーロッパ文化教養講座(「平行人生」新宮晋+レンゾ・ピアノ展 鑑賞記)

2023/07/23

反田恭平君のリサイタルを聴きに大阪に行ったついでに、ちょっと気になっている展示会を観た。
大阪中之島美術館の新宮晋+レンゾピアノ展。
行った日は、観客も少なく、ゆっくりと二人の世界に浸ることができた。

レンゾ・ピアノ(Renzo Piano)氏 は、イタリアの建築家。
小生は、関西空港ターミナルビルの独特なデザインで知った。

新宮晋氏は、大阪府豊中市出身の彫刻家。風や水で動く彫刻で有名。

展示会は、レンゾ・ピアノ氏と彼の多くの建築に作品を提供した新宮晋氏の作品を広い空間に、バランス良く配置。

レンゾ・ピアノ氏が、新宮晋氏を知ったのは、大阪の万博でイタリア館の設計をしたときらしい。新宮晋氏はピアノ氏と同じ年で、若い時にローマに留学してイタリア語が堪能なことから、意気投合したようだ。

二人の会談の映像も流れたが、本当にお互いを信頼して、親友だということがにじみ出る会談だった。

レンゾ・ピアノ氏は、パリのポンピドーセンター(近代美術館が入っている)、ジェノバの水族館など、小生が知らず知らずのうちに、訪問している建物の作者だった。

二人とも、1937年生まれだが、まだまだ素晴らしい作品を残して欲しいと思った。

大阪中之島美術館は、素晴らしい美術館だが、入場料が2,400円もするのに驚いた。
WIKIを見ると、橋下元市長の行政改革で計画の変更があったらしい。最終的には、昨年開館したそうだ。


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