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2020年10月22日(木)言葉のフワリ _ アズマリキ

やればやるほど
曲を作れば作るほど
レコーディングすればするほど
『言葉の譜割』というものを
ハッキリ決めておかないと
どうもうまくいかない。

SCOFをはじめたころ
それこそファーストやセカンドアルバムの頃なんて
録音してみなきゃわかんないっしょっ

”出たとこ勝負”でレコーディングしていた。

それでちゃんと(?)成立していたのだから
無自覚ってスゴイのかもしれない。

そして時は過ぎ
経験を重ね
おそらく知識も身についたであろう今
『言葉の譜割』を意識せずにいられなくなっている。

一語一語が32分音符、または16分3連符として
小節のどの位置にあるのかを
細かく歌詞ノートに書き込んでいる。
今だとiPhoneのメモに記号的に絵文字を置いている。
リズムがわかるように。

逆に
なんで以前は”出たとこ勝負”で出来てたんだろう。
と不思議に思う。

ひょっとしてその時には『発語の運動能力』みたいなものが
存在、そして備わっていたのかしら。
とか考える。

どちらが良いかといえば
今は『言葉の譜割』が解っていた方が
より曲を理解できている気がして
面白く感じている。

でも、ま、
曲の良し悪しとは関係ないよねぇ。


いつもサポート下さりありがとうございます。これまでのご支援合わせ2021年12月1日に12枚目のアルバム「cell」発売が決定いたしました。CD、サブスクともに発売いたしますが殊にフィジカルについてみなさんのサポートなくして叶わなかったと思います。ありがとうございます!サツキリキ