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新広報部員X奮闘メモ「スマチェの夜会」〜飲め!喰らえ!SCO BAR!パート①〜

「酒の中に真理あり-神学者・エラスムス-」

「酒は人間を映し出す鏡である-詩人・アルカイオス-」



いつだってお酒はその人間の本当の姿を教えてくれる



普段の仕事からは見えてこない社員の特徴が垣間見えるのが月に1回、第2水曜日にオフィスを会場に行われる宴『Smart Check Out BAR』


通称『SCOバー』なのである







19時開始に合わせて、アルコールを準備、並べ始める、たつくんこと、平岡樹(たつき)くん


素晴らしいよ たつくん




よく見たら銘柄できっちり揃えて並べているじゃないか!



お主できるな



飲めればなんでもいいじゃないかと思っていたが、確かに取りやすい 選びやすい



誰に言われたわけでもなく、当たり前のようにやっていく姿


それが仕事であっても 仕事でなかったとしても



できる




おっと 横に目を映せば、こっちにはオリーブを準備していると見せかけて完全にフライングしようとしている女性がいる 信用調査部・成田夕美子さんである











「毒味♡」








ハートをつけたってだめだ






まだ誰も飲んでいないのに 






社長すら飲んでいないのに





完全無欠のフライングだ





しかしアルコールの前では、決まり事などあってないようなものか


そしてハイネケンを口にするその姿は「台所で夕食を準備しつつ、味見をしながら酒を飲む妻」のそれだ




ルールに抗い、アルコールの誘惑に素直に応える姿に敬意を評し愛を込めて 彼女をキッチンドランカー 夕美子と呼ぶことにする








しかし毒味・・・・




確かに毒味は必要かもしれない





どれ私も毒味、毒味…







「あ!完全にフライングじゃないっすか!」

しばたく、こと柴崎拓也くんだ






私「ど…毒味だよ!毒味」




キッチンドランカー夕美子から伝授された言い訳を返す






「毒味ならなんで夕美子さんと同じ銘柄なんすかー!」





うぐっ……







鋭いな…





しばたくくん



私はね君のような賢い子は嫌いだよ…





視野が広い…しばたく









19時になると食べ物が運ばれてくる!


思わず心躍る光景!ずらりと並んだ優しく微笑む白髪の老人、カーネルサンダースの笑顔を見たまえ!


脳内に響き渡る竹内まりあ・・・



ただこれはクリスマスではない!繰り返す!クリスマスではない!




チキンバーレルにポテトにクリスピー!



それぞれの箱にプリントされたカーネルサンダース!



ざっと10サンダースだ!





ややこしいとか言うな




10人のカーネルサンダースなのである!








そして玉井社長の乾杯の号令で宴が始まる。


お堅い訓示があるわけでもない、説教があるわけでもない、特に何かの節目を祝っているわけでもない。


月に一度 ただ飲み 笑い 帰る




それがSCO BARである










おわかりいただけただろうか







もう一度違う角度から


どの男かとはあえて言うまい
酒池肉林の体現者たる事業推進部・堀内祐都の姿がそこにはあった





彼はお腹が減っていた





本能のままに酒を喰らい 肉を貪る様を彼は「人間らしさ」とのたまう











みんな、ああ言えばこう言う会社である






『欲望のまま=人間らしさ』

私はそっと自分の辞書に言葉を書き加えた









スマートチェックアウトは絶賛支社拡大中で10月からは大阪支社も立ち上がっている



楽しい時間はみんな一緒である


オンラインで参加の営業推進本部・こいでまん こと小出俊輔さん(左)にメディカルテックソリューション部 りんたくんこと菊池麟太郎くん



まだ仕事を残しているからとレッドブルにソフトドリンク




見たまえ!これがサラリーマンの姿ぞ!こんな時くらいお酒を飲んでも誰も咎めはしないのに、こっそり飲んでもわかりはしないのに!


なんて律儀なんだ!小出さん!


『みっくすじゅーちゅ』とキャラ作りも完璧だ麟太くん!


見ているかキッチンドランカー夕美子!






見ているはずがないのだ





粛々とモヒートを作り、飲んでいる成田夕美子の姿がそこにはあった




キッチンドランカー夕美子 改め今度は「BARゆみこ」である


そのカボスはどこから出てきたのだ




まったく






素晴らしい会社である





誰に気を使うこともなく


飲んで 話したい人と話して 帰りたければ途中で帰ってと


結論からいうととても楽しかったのである。





しかしまだこの時は誰も知らなかった。






このあと、このオフィスが阿鼻叫喚の修羅場と化すことを…


→パート②「決定!運命のくじ引き!?社員旅行の部屋割り」へ続く